life632 ページ33
***
「あぅ…」
リ「鼓動速すぎだろ笑」
「っ…う、うるさいです…」
リ「お？強気だなぁ〜」
「ひゃあっ！！」
リ「尻尾弱いんだろお前」
「だっだめぇっ！ごめんなさい！！」
リ「んー？」
「ごめんなさい！！許してください！！」
リ「じゃあ俺のこと好き？」
「っ！…なぁっ…」
美女のこんな姿見れるなんてな。
困った顔も最高だな。
リ「どうなんだ？」
「う！」
聞きながら小さな尻尾を指で弄ぶと、
体に力が入るA。
「す…」
リ「す？」
「っ…」
リ「ほら言ってみろ」
「にゃあっ！好きです！大好きですってばぁ！！」
リ「おおっ」
「やめてぇえ！！」
リ「ふふっ言質取れたな」
「うぅ…」
大好きのおまけ付き良かったな。
リ「はー満足したっ」
「…っ」
リ「また泣くのか？」
「泣きません…」
リ「おっ…偉いじゃん」
「！」
リ「泣くより笑った方が楽しいだろ？」
「…それは、そうですけど…」
リ「分かってるならいいさ。ほらっ」
「えっ？」
リ「さっきのお詫びにおんぶしてやるよ」
「え、いやいやいや！歩けまっ…！！」
椅子を慌てて立とうとしたAだったが、
案の定すぐに転んだ。
「ってて…」
リ「大丈夫か？」
「はい…」
リ「俺とのイチャイチャで体力の消耗激しかっただろうから言ったのに笑」
「！…」
Aはすぐ申し訳なさそうな顔をして床に座り込んだ。
本当に真面目な奴。
でもそういう姿勢が守ってあげたくなるんだよな。
リ「ほら遠慮すんなって」
「…すみません」
リ「うん」
Aが俺の首に捕まってくれたので、
そのままおんぶして荷物を持った。
リ「よし」
「…リムル様」
リ「ん？」
「ありがとうございます」
リ「ふふっ…どういたしまして」
***
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Lica(プロフ) - 何回も読みたくなり続きが気になる！ワクワクが止まりません✨やっぱりこのお話大好きです！ (2022年8月28日 23時) (
レス) @page49 id: 24e6bf27fa (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - また、時間をかけて一周してきましたが、やっぱり泣いちゃいますね。 Sちゃんさんも、夢主ちゃんのように、無理しすぎないでくださいね！ 引き続き応援しています！ (2022年8月9日 3時) (レス) @page45 id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ - 早く思い出して幸せになってもらいたい (2022年4月13日 2時) (レス) id: c564723689 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - このお話 めっちゃ好きです！ 読んでると続きがすごく気になります。 色んなストーリーがあって、全然飽きずに 読んじゃいますw 早くハッピーエンドが来るといいなと思いつつも、もっと色んなストーリーを読みたくもありますw なので、続編も楽しみにしてます！ (2022年4月9日 19時) (レス) id: 41374f889f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2022年3月30日 22時
