life610* ページ11
***
ア「たのちかったー！」
「だね」
アリスと水着の買い物を終えて、
休憩がてらカフェに寄った。
ア「はやくみぢゅうみいきたーい」
「ママも楽しみっ」
ア「ままおよぐの？」
「うん！ママ泳ぐの大好きだよ」
ア「アリスもおよぎたーい！」
「じゃあ浮き輪着けようね！」
ア「はーい！」
楽しそうなアリスに夢中になって話しかけていた。
その時、聞いた事のある声が私の名を読んだ。
デ「おや？Aさんとアリスではないですか」
「ディアブロ様…！？」
ア「くろちゃんだ！」
珍しい事もあるものだ。
ディアブロ様とこんなカフェで出会うなんて。
デ「ご機嫌いかがですか？」
「いつも通りです」
ア「くろちゃん！」
デ「アリスも元気そうですねぇ」
ア「うん！」
「どうしてこのカフェに？」
デ「商談が終わったので一休みに訪れました。ここは落ち着くのでたまに来るんですよ」
「へぇ…でも確かに落ち着きますよね」
デ「えぇ。ご一緒しても？」
ア「くろちゃんアリスのお隣〜！」
「ふふっ。どうぞ」
デ「ありがとうございます」
アリスがディアブロ様の手を引っ張り隣に座らせた。
まさかディアブロ様とカフェでお茶できるなんて夢にも思わなかったなぁ。
デ「お2人は買い物ですか？」
「はい。イースさんに湖へ行こうとお誘いをいただいたので」
デ「なるほど。あのバカはよほど貴方の事を口説き落としたいんでしょうねぇ」
「あはは」
デ「何かされたらすぐに言ってくださいね？私が八つ裂きに致しますので」
「そ、それは怖いですよ…」
ア「ん？」
デ「もしもの場合ですよ。リムル様からも貴方の事はお守りするよう言われておりますので」
「えっ？リムル様が、ですか？」
デ「はい」
「ど、どうして私を？」
デ「ふふっ。リムル様もあぁ見えて分かりやすいお方ですからね。息子同様、貴方の事を気にかけているんですよ」
「リムル様が…」
デ「頑張っている貴方の力になりたいのだと思いますよ。だから私にもそのように言い付けたのでしょう」
「！…あ、あの…だからと言ってディアブロ様にご迷惑をお掛けする訳にはいかないので…無理に守らなくても大丈夫ですからね」
デ「私は言い付けには従います。それに…」
ア「くろちゃんこれたべる？」
デ「アリスにも気に入られてしまいましたからね笑」
「！…た、確かにっ」
***
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 260人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Lica(プロフ) - 何回も読みたくなり続きが気になる！ワクワクが止まりません✨やっぱりこのお話大好きです！ (2022年8月28日 23時) (
レス) @page49 id: 24e6bf27fa (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - また、時間をかけて一周してきましたが、やっぱり泣いちゃいますね。 Sちゃんさんも、夢主ちゃんのように、無理しすぎないでくださいね！ 引き続き応援しています！ (2022年8月9日 3時) (レス) @page45 id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)
イルカ - 早く思い出して幸せになってもらいたい (2022年4月13日 2時) (レス) id: c564723689 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - このお話 めっちゃ好きです！ 読んでると続きがすごく気になります。 色んなストーリーがあって、全然飽きずに 読んじゃいますw 早くハッピーエンドが来るといいなと思いつつも、もっと色んなストーリーを読みたくもありますw なので、続編も楽しみにしてます！ (2022年4月9日 19時) (レス) id: 41374f889f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Sちゃん | 作成日時：2022年3月30日 22時
