life538* ページ39
***
リ「…」
「おやすみリムル様…」
今日もリムル様は目覚めなかった。
私はずっと気が重たかった。
「リムル様…早く元気になってね」
リ「…」
「…私、そろそろ寂しいよ」
リ「…」
「…っ」
シオンさんのあの言葉を聞いた数時間後に、
別の者からも部屋のドアに手紙を挟まれ貶された。
でもそう思うくらいに私は何も出来てなくて、
皆がリムル様を心配している証拠だ。
私が無力なばっかりに、
リムル様がこんな目に遭ったのかもしれない。
前世の私ならこんな問題すぐ解決しちゃうのかな。
クレアもそうだよねきっと。
皆それぞれリムル様のために頑張れる力があるのに、
私には何が出来るんだろう。
「リムル様…」
リ「…」
私はリムル様の手を取ってお腹に当てた。
「アリスもパパのこと助けてあげて…私じゃ、ダメみたいだから…」
リ「…」
「…」
この時何となくだけど、
お腹の中から強く押された感じがした。
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Lica(プロフ) - 待ってました!やっぱり凄く泣けます!この作品を書いてくださったSちゃんさんに圧倒的感謝です!これからもずっと応援します!! (2022年1月19日 2時) (レス) id: 24e6bf27fa (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - 遅れました!11、おめでとうございます!、、あと無理はしないでくださいね! (2022年1月19日 1時) (レス) @page50 id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - 泣きました 。もうなんか記憶なくなる系ってみててすごい辛いというかはやく思い出して!ってなります。これからもSちゃんさんのペースでいいので頑張ってください!これからも応援してます (2022年1月19日 1時) (レス) @page50 id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2022年1月1日 22時