life536* ページ37
***
リ「…」
「…」
今日も一日リムル様は目覚めなかった。
私は夜になったので部屋のカーテンを閉めた。
リムル様の枕を交換したり、
暖かい布団に取り替えたりもした。
「これでよし…」
そして私もベッドに入ろうとした時だった。
イ「Aいるか？」
「！…いるよ」
ノックして部屋に入ってきたのはイースだった。
イ「遅くに悪いな」
「ううん。何か用」
イ「リムル様の様子見に来ただけっ」
「そっか」
イースはそう言うと困った顔で
リムル様を見つめていた。
イ「あの日からずっとこれか…」
「…」
イ「テンペストや他国の皆も不安がってる。リムル様がこんな事で倒れるはずないと思ってたけど…今回は本気でまずいな」
「うん…」
イ「…なぁ、ほんとにリムル様に何もしてねぇの？」
「っ！！するわけないでしょ！！？」
イ「そんな怒鳴るなよ。子供に響くだろ」
「ならそんなこと言わないで！私がどれだけリムル様を愛してると思ってるの…！！」
イ「悪かったって。まぁ俺は身内のお前がそんなことするはずないって最初から思ってるけど…」
「…？」
イ「最近変な噂流す奴がいてさ…お前がやったんじゃないのかって」
「えっ…」
イ「特にシオンさんがきな臭いんだよな。お前の前世も絡めてもしかしたらって事で騒いでるのかもしれない」
「どうして…」
イ「どうしてって…お前も前に聞いたろ？シオンさんはリムル様ラブだからお前が邪魔なんだよ」
「！」
イ「結婚して諦めると思ったら逆だったってシュナ様が言ってたから間違いねぇわな…お前も気を付けろよ。正直シオンさんだけとは限んねぇし他のリムル様狙いもここぞとばかりに言いふらしてるだろうよ」
「…」
イ「俺は今お前もリムル様も守れる場所にいてやれねぇからさ、少しは用心しとけよ。せめてリムル様が戻ってくるまではな」
「…ありがとイース」
イ「あぁ。一応ディアブロ様にも伝えとくけど、ディアブロ様が誰の味方するのかも分かんねぇから…まぁ、その…信用するなら俺にしとけよっ」
「！」
イ「お前とリムル様の理解者は俺なんだからよっ！」
「っ…うん、ありがとう」
イ「ははっ！そんじゃ…そろそろ戻るわ」
「うん」
イ「またな」
リムル様がいなくなった途端これか…。
イースの忠告は大事にしておこう。
***
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Lica(プロフ) - 待ってました！やっぱり凄く泣けます！この作品を書いてくださったSちゃんさんに圧倒的感謝です！これからもずっと応援します！！ (2022年1月19日 2時) (
レス) id: 24e6bf27fa (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - 遅れました！11、おめでとうございます！、、あと無理はしないでくださいね！ (2022年1月19日 1時) (レス) @page50 id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - 泣きました 。もうなんか記憶なくなる系ってみててすごい辛いというかはやく思い出して！ってなります。これからもSちゃんさんのペースでいいので頑張ってください!これからも応援してます (2022年1月19日 1時) (レス) @page50 id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2022年1月1日 22時
