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life526 ページ27

***







リ「ハァッ…」


「っ…」




薬のせいで全然収まらない。
Aはもう限界超えてんのに俺のこと
何回も誘ってくるから余計に止まらない。


そしていつもとは全く違う心地良さ。
全てがどうでもいいくらいに俺は欲に溺れていた。




リ「はぁ…」


「リムル様っ」


リ「ごめん、大丈夫か」


「うん…」




美しい瞳に涙を浮かべそう答えるA。
俺は少しやり過ぎたとそこでハッキリ自覚し、
壊れないようにAを抱き締めた。




リ「痛くなかったか?」


「うん」


リ「良かった」


「ありがと、リムル様」


リ「ふふっ…礼を言うのは俺の方だよ」




愛おしそうに俺を見つめ微笑むA。
愛してるって言われなくとも伝わる。




リ「A」


「?」


リ「愛してる」


「私も…愛してるよ」




俺は直接言いたいタイプだけどな。
お前のこと好きな気持ちを感じてもらいたいから。


そしてこんな俺にも異世界だけど家族が出来るんだ。
あっちの俺が見たら驚くだろうなっ。


でもAじゃなきゃ叶えたいと思わなかった。
どこまでも強いこの絆はこれからも続いていくんだ。


俺とお前はきっと、
何かの運命で繋がっていると思う。




リ「ふふっ…今度こそ寝るか」


「うん」


リ「ふぁっ…俺も副作用のせいで眠いや」


「私もぼーっとする…」


リ「可愛いっ」




目を擦る嫁をギュッと抱き締めて離さないようにした。
なんなら布団で丸めてやりたいくらい。




「暖かい…」


リ「ふふっ、おやすみ」


「ん、おやすみリムル様…」




俺は最後にAの胸元に印を付けた。
愛する嫁の綺麗な肌にこういう印付けると
無性に興奮するというか性癖です。


てか子供の名前考えておかなきゃな。




リ『シエル』


シ『はい』


リ『俺の子ってどれくらいで産まれるか分かるか?』


シ『恐らくリムル様本来の繁殖能力をもってすればすぐですが、Aが元々人間のため半年はかかると思われます』


リ『半年でも早いな』


シ『そうですね。ただ早ければ早いだけAにかかる負担が大きくなるので気を付けてください』


リ『分かった。ありがとな』


シ『いえ』













***

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Lica(プロフ) - 待ってました!やっぱり凄く泣けます!この作品を書いてくださったSちゃんさんに圧倒的感謝です!これからもずっと応援します!! (2022年1月19日 2時) (レス) id: 24e6bf27fa (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - 遅れました!11、おめでとうございます!、、あと無理はしないでくださいね! (2022年1月19日 1時) (レス) @page50 id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - 泣きました 。もうなんか記憶なくなる系ってみててすごい辛いというかはやく思い出して!ってなります。これからもSちゃんさんのペースでいいので頑張ってください!これからも応援してます (2022年1月19日 1時) (レス) @page50 id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Sちゃん | 作成日時:2022年1月1日 22時

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