life358 ページ9
***
ク「っ…」
リ「…」
クレアは思いっきり俺を睨んだ。
まぁそうなるだろうな。
ク「あぁそう…ならそれでいいよ」
リ「…」
ク「リムル様の気持ちは分かった。でもね…」
リ「！」
ク「私はそれでも諦めないよ？あはっ、あはは！！」
リ「クレア…？」
ク「まだ分かんないの？ねぇ、リムル様」
リ「どういう事だ」
急にクレアのオーラが変わった。
どこか懐かしいような…
ク「Aは生まれ変わりじゃない！ホントの生まれ変わりは私だよっ！！」
リ「えっ？」
シ『告。クレアからも前世のAと同じオーラが検出出来ました。紛れもなく彼女も生まれ変わりだと思われます』
リ『は！？Aじゃないのか！？』
シ『今はクレアの方がより近い形で存在しているようです』
リ『そんな…』
ク「全部知ってるんだよ私。前世のことも」
リ「！」
ク「私がここに来たのはね…偽物を倒すためだよリムル様…あの子にどれだけリムル様が唆されてようが関係ない！私はあの子をこの手で殺してリムル様をもう一度取り戻すの」
リ「ちょっと待て！頭が追いつかない…！」
ク「どう考えても私が本物なのは一目瞭然じゃん！なんで忘れちゃったの…？」
リ「っ…」
ク「あの時…リムル様を助けたのは私だよ」
リ「！！！」
ク「辛かった、痛かったけど、また会いたかったから…」
リ「…」
ク「ウェネト様のこと裏切ってまたこっちに来たんだよ」
リ『シエル！どうなってんだ！！』
シ『これは…すみません。私でも理解できない状況になってます。しかしクレアの言ってる事が間違いではないのは確かです。同じ記憶を持っていると思われます』
リ『じゃあこれがAなのか…？』
シ『何とも言えません。しかし、Aに今最も近い存在なのは確かです』
リ『記憶を消されたAと記憶を持って生まれたクレア…人間と神の子…』
シ『…リムル様。もしかするとクレアが本物かもしれません』
リ『ッ！！』
シ『理論だけで言えばそうなります。私も神の領域までは手が出せませんのでここまでの情報しか伝えられませんが』
リ『じゃあ今のAはっ』
シ『Aに似た特別な力を持った人間の女の子という事になります』
リ『そんなっ…』
***
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 215人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
天！ - 今後どうなっていくんでしょうか！？とゆうか、続編を作ってくださりありがとうございます！ (2021年11月12日 1時) (
レス) @page50 id: 220694a240 (このIDを非表示/違反報告)
パンコッペ(プロフ) - リムルの反応か可愛すぎて悶えたり 急にしゅんってなったり百面相しながら見させていただいてます(笑) これからも楽しみにまってます (2021年11月4日 18時) (レス) @page14 id: d2a0179067 (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - これから夢主とリムルがどうなっていくのかすごい気になります！あと、私は読みながらずっと鼻すすってないてます、、これからも頑張ってください！ (2021年11月4日 1時) (レス) @page14 id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)
人形ｸﾝ(プロフ) - この先2人がどうなるのかとても楽しみです！！続編ありがとうございます！！応援してます！！！ (2021年11月3日 22時) (レス) id: 503f37ac78 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年11月3日 21時
