life383 ページ34
***
「よし」
リ「行くのか…」
「うん。でも最後にリムル様にもご褒美あげるね」
リ「ご褒美？」
「ずっと私の事好きでいてくれたお礼！」
リ「…！」
Aはそう言うと俺から1歩離れ、
周辺の魔素を取り込み始めた。
リ「A？！」
「…っ」
そして凝縮された魔素の塊を呑み込むと、
心臓の辺りから優しい光を放ち始めた。
「っ…起きて、A」
『…』
「ほら…」
『…ん…？』
「ふふっ、おはよ…」
『えっ…？ここは…』
「見える？リムル様が居るよ」
『！…リムル様、無事だったんだ！！』
「あなたが守ってくれたんだよ。約束守ってくれてありがとう」
『へっ…』
リ「A…？」
『！』
Aの胸の奥から小さな声が聞こえて来た。
そこに今のAが眠っていたのか。
『リムル様！』
リ「っ…」
「元気そうで良かった、耐えられたんだね」
『え？なんのこと？』
「今から最後のプレゼント渡すねA」
『またくれるの？』
「うんっ」
『私貰ってばっかりだ…』
「！…そんな事ない。私もたくさんあなたから幸せを貰った」
『そうなの？なら良かった…』
「うん。これからは1人でちゃんとリムル様を支えてあげるんだよ？」
リ「っ！？」
『頑張る！』
「さすがだね。やっぱりあなたを選んで正解だった…」
『私がリムル様を守るからね』
「うん！」
リ「A…」
2つの記憶と繋がる魂。
奇跡のようなその瞬間に俺は…
リ「A！」
「？」
『？』
リ「愛してるぞっ！」
「っ！」
『うえっ！？』
恥ずかしがってるお前も強がるお前も優しいお前も全部、全部俺の大切なAだ。
「ありがとう」
『は、恥ずかしい…』
「えー？これから毎日あれ来るよ〜？」
『えぇ！？う、どうしよう…』
「あははっ！ちゃんと受け止めてあげてね」
『！…うん』
「良い子。それじゃ…一緒にあのスキル発動してくれる？」
『えっ！』
「大丈夫。私も居るから」
『…分かった。やるよ！』
「ありがとっ」
***
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天！ - 今後どうなっていくんでしょうか！？とゆうか、続編を作ってくださりありがとうございます！ (2021年11月12日 1時) (
レス) @page50 id: 220694a240 (このIDを非表示/違反報告)
パンコッペ(プロフ) - リムルの反応か可愛すぎて悶えたり 急にしゅんってなったり百面相しながら見させていただいてます(笑) これからも楽しみにまってます (2021年11月4日 18時) (レス) @page14 id: d2a0179067 (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - これから夢主とリムルがどうなっていくのかすごい気になります！あと、私は読みながらずっと鼻すすってないてます、、これからも頑張ってください！ (2021年11月4日 1時) (レス) @page14 id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)
人形ｸﾝ(プロフ) - この先2人がどうなるのかとても楽しみです！！続編ありがとうございます！！応援してます！！！ (2021年11月3日 22時) (レス) id: 503f37ac78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年11月3日 21時
