life379 ページ30
***
「リムル様の暖かい気持ちがいつも胸に届いてた」
ク「…」
「だから寂しくなかったし、これでもういいやって思えたの」
ク「リムル様…」
「クレアもおいで。私と一緒に幸せになろうよ」
ク「っ！」
「大丈夫！私達ならこれからもやっていける！」
ク「A…」
「そうだよねお父さん！」
『…』
リ「ウェネト！？」
空の裂け目からいきなりウェネトが現れた。
神々しいその姿はまさに神そのもの。
ラ「どうなっちゃってんのー！！」
『好きにするといい』
「ふふっ」
ク「…」
『お前が自分で掴み取る未来だからな』
ク「！！」
クレアはウェネトの言葉を聞くと、
また涙を流し始めた。
それをAが優しく抱き締めていた。
ク「うっ…」
「よく頑張ったねクレア」
ク「っ…」
「一緒に行ってくれる？」
ク「…うん」
「良かった良かった！」
ク「…」
『ふん』
ウェネトは2人が和解すると
また裂け目へと戻って行った。
「じゃあ私ももうそろそろ時間が来ちゃうから、今のうちにリムル様に挨拶しておこっか」
ク「分かった…」
リ「！」
2人はゆっくりと俺の前に来た。
俺も立ち上がって2人を見つめた。
ク「…」
「ほらごめんなさいは？」
ク「…ごめん」
リ「！！」
「良い子良い子」
ク「っ私は元々良い子なの！」
「あーごめんごめん」
リ「…」
まるでAを2で割ったような眺めだ。
でも俺はその様子が急に懐かしくなった。
ク「…」
「リムル様、最後に抱き締めてあげて？クレアずっと我慢してたから」
リ「えっ？」
「お願い」
ク「…」
リ「…分かったよ」
俺は剣をしまい、
クレアをそっと抱き締めた。
クレアは一瞬ビクッとした後、
確かめるように俺の背中に手を回した。
ク「…リムル様だ…」
リ「うん」
ク「リムル様…私の、リムル様だっ…」
リ「クレア…」
ク「っ…ずっとね、ホントはこうしてたかったの！！でもねっ…私はAの悪いところ切り取ったコピーだから…」
リ「！」
ク「リムル様…リムル様に会いたかったぁ…」
リ「っ…」
「良かったねクレア」
ク「結婚式もしたかった！ずっと一緒にも居たかったのにっ！」
やっと全てが繋がった気がした。
俺もまんまとウェネトの策にはめられてたって事か。
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天！ - 今後どうなっていくんでしょうか！？とゆうか、続編を作ってくださりありがとうございます！ (2021年11月12日 1時) (
レス) @page50 id: 220694a240 (このIDを非表示/違反報告)
パンコッペ(プロフ) - リムルの反応か可愛すぎて悶えたり 急にしゅんってなったり百面相しながら見させていただいてます(笑) これからも楽しみにまってます (2021年11月4日 18時) (レス) @page14 id: d2a0179067 (このIDを非表示/違反報告)
もふゆ - これから夢主とリムルがどうなっていくのかすごい気になります！あと、私は読みながらずっと鼻すすってないてます、、これからも頑張ってください！ (2021年11月4日 1時) (レス) @page14 id: d4957ad8a3 (このIDを非表示/違反報告)
人形ｸﾝ(プロフ) - この先2人がどうなるのかとても楽しみです！！続編ありがとうございます！！応援してます！！！ (2021年11月3日 22時) (レス) id: 503f37ac78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Sちゃん | 作成日時：2021年11月3日 21時
