episode396 ページ47
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「木兎くん見て見てー!」
木「見てるよぉ!それはそれはとてもよく見てる!」
「どう?大人っぽい?」
木「うん!!めちゃくちゃ可愛い!!前も可愛かったけどその髪も似合う!!」
「やったー!」
木「あー!!好きー!!!!!」
外に出てきた木兎くんに即行で感想を聞くと
たくさん褒めてくれた。
今は抱っこされてグルグル振り回されてる。
赤「俺まで良かったんですか?」
成「良いの良いの〜井上はその方が楽しいだろうし」
「ふふっ」
木「ねぇーなんでそんなに可愛いの!!俺のこと惚れさせまくりじゃぁん!!」
「それは木兎くんが大好きだからだよ!」
木「よぉし結婚だ!!!」
赤「木兎さんに結婚はまだ早いですよ」
成「そーだそーだ」
木「なぁっ!酷い!!」
「木兎くん、焦らなくても大丈夫だよ」
木「別に焦ってるわけじゃない!俺はこの溢れる愛情を表現するために結婚したいんだ!」
「ありがとね!」
木「なぁ〜籍だけでも〜」
「んー、私が就活終わってからでもいい?」
木「お!早まった!!」
「ちゃんと待てるかな?」
木「んんん待つ!!!」
「偉い偉い!」
成「さすが井上長女、恐るべし纏め方」
赤「木兎さんも末っ子単純思考で良かったです」
「てかそろそろ降ろしてよー」
木「ダメだ!いつどこで誰が井上ちゃんを狙ってるか分からん!!」
「それはこっちのセリフ!」
成「いやお互い様だね」
赤「(良いなぁ…)」
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2021年8月8日 23時