#38 黒田side ページ39
***
「おーい荒北」
「あ?ンだよ東堂」
「悪いんだが今日の掃除任せてもいいかー??」
「はァ?」
「家の都合で早く帰らねばならぬのだ!しかし今日は俺が掃除当番だったのでな〜代わって欲しいのだ!」
「くっそめんどくせぇな」
「ハッハッハ!もちろん礼はするぞ!」
「へーへーわぁったよ」
「よし!ではよろしく頼むぞー!!」
「ったく」
「荒北さんお疲れ様です」
「あ?黒田か…あ。おい、七波どこ行った」
「え?七波ですか?」
「おう。東堂のヤツに掃除任されたからアイツにもやらせようと思ってんだヨ」
「んー、七波…そういやあの事件以来見てないッスね」
「はァ?あんのやろーどこ行きやがったチキショウ」
「俺も探しますか?」
「…良い。黒田おめーは帰れ」
「そうですか。分かりました。お先に失礼します」
「じゃーなー」
七波、そういや居なかったな。
どこ行ったんだアイツ。
まぁでも荒北さんが探すって言ってたから大丈夫か。
いやだいじょばないか!?
絶対説教されるやつだろ!!
なんかもう可哀想になってきた…。
初恋も実りそうにねぇしな、
俺が支えてやるしかねぇのか。
って!何考えてんだ俺!!!?
べ、別に七波の体想像してたりとかしてねぇから!
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さくみ(プロフ) - これ本当に好きです、、!!続き気になりすぎて死んじゃいそう、です (2019年8月28日 3時) (レス) id: 7862236ae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Sちゃん | 作成日時:2019年7月10日 21時