ガマズミ【JM】 ページ2
《ガマズミ…???》
JM「おはようっ」
『…お、はよう』
青ざめた顔で挨拶をする君。
見たんだ、ちゃんと。
机の上のガマズミを。
目も合わせてくれないし
声もぎこちないし
僕のことを怖がってるのには変わりないけど、
それでも良い。Aちゃんが僕と話してくれるなら。
きっと、ガマズミの花言葉を調べたんだろうな。
ガマズミにいい意味の花言葉なんて無いから、
すぐわかったでしょ？
僕からだって。
ガマズミの花言葉は、
“無視したら、私は死にます”
僕と君にぴったりな花言葉だと思ったんだ。
僕をこわがっているAちゃんは、
いつも僕を無視する。
だけど。
もう、無視なんてさせないよ？
JM「…ねえ聞いてる？」
都合よく、話しかける僕の声が
Aちゃんには届いてないみたい。
『…ごめん、聞いてるよ、？』
怖がってる顔まで可愛いな、なんて。
JM「また無視するの？」
『、ちがう…』
JM「無視するなら、僕。死ん…」
『違う！聞いてるからっ、』
焦ったように叫ぶ君は狂おしいほどに、
可愛くて。
そんなに必死になって止めるなら
僕だって期待しちゃうよ？
JM「ねえ、Aちゃん。、僕と付き合ってくれるよね？」
酷く歪んだ君の顔。
『…う、ん』
泣きそうだな、
JM「ふふ笑 僕だけのAちゃん！」
そう、僕だけの君。
君だけの僕だよ。
もし、君がまた僕を無視するなら
その時は、何も告げずに命を絶とうと思う。
･
君と一緒にね。
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菜々(プロフ) - 架魅那さん» ああああああありがとうございます！！作者も狂愛大好きなんです！(なんの報告)これからもよろしくお願いします!!! (2018年7月29日 23時) (
レス) id: b2058b531d (このIDを非表示/違反報告)
架魅那(プロフ) - 更新おつかれ様です！もう一つのグク小説みたいなのも好きですが、狂愛も大好物です……他のメンバーも楽しみにしています！ (2018年7月29日 18時) (レス) id: 8d414a4488 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菜々 | 作成日時：2018年7月29日 0時
