銀魂~トリップしたら夜兎に！？〜

落下って以外とゆっくりに感じるもの？《内容付け足し》 ページ47

新『なっ！？下から…』


神『銀ちゃん！！』


貴｢っ！｣


避けるが弾丸が少し足をかすり、少し痛みが走る。


後ろでは銀さんが云業さんに飛ばされたと思われるのですが…


でも、今は阿伏兎さんからは目を離してはいけないと思い、取り敢えず後ろに下がった。


隣には、月詠姐さんも居る。


月『A、大丈夫か』

貴｢っ、平気です！｣


神『夜兎が二人！！』

神楽ちゃんが一層動揺したような声で呟いた。


晴『離せっ！！』


晴太の声に思わず月詠姐さんも振り向く。私も振り向くと云業さんに捕まえられている晴太。そして、云業さんに向かって駆けていく神楽ちゃんの姿が目に入りました。





原作を大幅に変えてはいけない、それならせめて神楽ちゃんのダメージだけでも軽減出来ないだろうか、そう頭を巡らしていると


神楽ちゃんの後ろに一瞬にして人影が現れる。


神『邪魔だ、どいてくれよ。

言ったはずだ、弱い奴に用はないって』


そう淡々と告げて、番傘が振り下ろされる瞬間、私は神威さんと神楽ちゃんの間へ入り、神楽ちゃんを押し飛ばした。



そして、神威さんの番傘をクナイで受け止める。よし、と思った瞬間でした。


神威さんは一瞬目を見開くと嬉しそうに笑う。


そして、さらに力を込めてきて、足元にヒビが入る。


(あ〜、やっぱり足元崩れるんだな)


なんて事を呑気に思っているといきなりクナイが真っ二つに砕けた。



焦った私は素早くクナイを手放すと素手で神威さんの番傘を受け止める。


でも、足元が持たなかったようで凄い音を立てて崩れる。


貴｢え、｣


(…まぁ、神楽ちゃんは守れたし良しとしますか)



なんて事を思いながら、落ちていこうとしていましたが、ふと、晴太の叫ぶ声が聞こえたので





貴｢晴太ー！待っててね！｣






そう大声で叫んだ。


届いていればいいな、と思いながら落ちていく＿

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