銀魂~トリップしたら夜兎に！？〜

再会早くないですか？ ページ23

銀時side

俺はあの後、急いで神楽達の元へと走った。


彼奴らだから大丈夫だと思うが、一応心配なんだよな。


そして、その場に着いた瞬間、絶対絶命の晴太。新八も間に合うかギリギリだ。


俺の身体は俺のものだと思えないぐらいの速さで晴太の前へ立ち塞がりクナイを弾いた。


…物凄くデジャヴを感じるのは気のせいだと思いたい。


銀『よォ…待たせちまったな』


カッコよく新八にお決まりのカッコ良いセリフを吐く。


すると、新八がなんとも言えない顔をしている。


…新八の顔おかしくね？クナイ刺さった？？←


新『……あ…あの、……すいません銀さん。…あの、さ…刺さってます』


……。


銀『え？何が？』


おい、マジかよ。今度は俺か！？さっきのが自分に返ってきた！？でも、俺、額に痛みとか感じねぇ〜し？？(ﾟoﾟ;;幻覚だよ、新八くん！！…


ズボッ

俺は取り敢えず素早く抜いて後ろに隠した。ん、Aも同じコトしてたな。


新『いや…今、完全に刺さってましたよね ソレ。…大丈夫ですか』


銀『え？何言ってんの？刺さってねーよ、何も。ホr(グサッ え…』


額に触れてみる。


…刺さってるな。クナイが飛んで来た方向を見た瞬間、近くにAが居たことに気づく。



貴「…何回私クナイ貰わないといけないんですか」



そして、少しムスッとした表情で言った。


また、額から血が出てるけど可愛いな、やっぱ。←

新『え！？また刺されましたよ、銀さん。本当に大丈夫ですか、無理しないでいいですよ、てかその子も刺さってたんじゃないですか！？』


銀『だから刺さってないって言ってんじゃん。これは、アレだよ、ちょっと掠って血出た、みたいな？断じて刺さってないからね、な！？A！』


貴「そ、そうですよ、眼鏡さん。コレはちょっとこの現場を覗き見しようとしたらちょっとクナイが飛んできて、うぉっ！って感じで避けた証です！ちょっと避けきれなくて掠っただけですから！！」←


あれ、俺が弾いたクナイが刺さった事には怒ってないみたいだな？

2回目なのに

新『ちょっとォォォォォォ！眼鏡さんって何なんですか！てかあんたら2人とも刺さってたんでしょう！？』


銀『刺さってねーって言ってんだろーがァァ！！そんなにお前は俺とAを刺したいか！！あー分かった！！じゃあ刺さったことにしといてやるよ、刺さってないけどね！ホントは！』

新『ちょっとォォォ！本人から名前聞いてないけど覚えそーなんですが！？』

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