first love 20 �� 二学期 ページ20
( y . j )
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今日は二学期の始業式
授業は無いけど
校長の話はクソなげェ上につまんねー
「 まだかよ… 」
「 帰りたい 」
「 俺今日休むつもりだったのに 」
「 え 」
「 でも兄ちゃんが行けって言うから 」
「 …ホント一郎さんのこと好きなんだね、感心する 」
「 当たり前だろ 」
ウチの学校はこういう集会とかの時
学級委員がそれぞれクラスの先頭に座ると決まっている
つまり今、二年二組の先頭は俺とA
「 久しぶりに会いたい 」
「 今日来る？ 」
「 一郎さんいる？ 」
「 今日依頼入ってねェって嘆いてたから多分 」
「 三郎くんは？ 」
「 あー…、いる 」
「 なんで嫌そうなの 」
三郎は学校が始まるのが俺より三日遅い
今朝、態々玄関まで兄ちゃんと一緒に見送りに来たから
めずらし、ってちょっと嬉しかったのに
なのに彼奴ときたら
『 今日は僕がいち兄を独り占めするから、低脳はさっさと出てけよ 』
…思い出しただけでクソ腹立つ
「 終わったら猛ダッシュで帰んぞ 」
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「 ただいまー 」
「 おかえり、二郎
…お、Aちゃん 」
「 お久しぶりです 」
帰ってくるといつも兄ちゃんは玄関まで来て迎えてくれる
勿論仕事が無い日限定だけど
俺の後ろでぺこり、と頭を下げるAを見て
一瞬驚いたような表情浮かべるも、
直ぐに、にっ、と明るい笑顔浮かべる彼
「 Aさん！？ 」
…と、リビングの方から突然どたばたと足音が近付いてきた
「 三郎くん！ 」
「 お久しぶりです！ 」
「 元気？ 」
「 勿論ですよ、Aさんは… 」
「 うん、ばっちり！ 」
右手の指でオッケーマークを作る
それを見た三郎はぱぁ、と表情を明るくさせて
安心したように頬を緩ませた
……なんだその優しい微笑みは
やっぱりなんかあったのか？
「 なぁ、御前等 ___ 」
「 それで今日は遊びに？ 」
俺の言葉を遮るように兄ちゃんがAに問い掛けた
…というより、たまたま俺と台詞が被っただけの様な気がする
それに気付いた兄ちゃんは何か言う事あったか、と聞いてくれたけど、
特に此処で聞く必要も無いし、という事で首を横に振った
「 ええっと、それもあるんですけど… 」
「「 ？ 」」
「 久しぶりに二人に会いたくて 」
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お も ち .(プロフ) - みっぴさん» 早く付き合わせてあげたいです…。有難う御座います、更新頑張ります！ (2018年11月18日 22時) (
レス) id: 2fce9e7069 (このIDを非表示/違反報告)
お も ち .(プロフ) - 椏萌☆紅弥さん» 可愛く書けてましたか？安心しました… (2018年11月18日 22時) (レス) id: 2fce9e7069 (このIDを非表示/違反報告)
お も ち .(プロフ) - 楽さん» そう言って貰えて嬉しいです…！ (2018年11月18日 22時) (レス) id: 2fce9e7069 (このIDを非表示/違反報告)
みっぴ - はよ付き合ってしまえｪｪｪｪｪｪ!!!更新頑張って下さい!!! (2018年11月4日 8時) (レス) id: f7ba867b23 (このIDを非表示/違反報告)
椏萌☆紅弥 - さぶろー、きゃわたん。 (2018年10月30日 22時) (レス) id: d67f03efe8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お も ち . | 作成日時：2018年9月28日 18時
