チームに入って初ゲームなのに... ページ16
ピーーーーーッ
ホイッスルがなる。みんないつもとは違って真剣な表情だ。
そして私は、緊張ではなく嫌な汗をかいている。
水神矢「一条！」
A「...はい！」
かろうじてパスを受けたが、だんだん視界がくらくなってくる。
とりあえず、ボールを繋げなければいけない。
A「...白、鳥....っ！」
白鳥「おう.....、...一条？」
...あれ、意識が...
名前が呼ばれる音がする。
ドサッ！！！！！
早乙女「一条くん！！！？？？」
驚いたチームメイトがかけよってくるが、今は地面に倒れ込んでいるしかない。
小さい頃から貧血持ちだったけど、倒れたのは初めてかも...
水神矢「一条、立てるか？」
静かに首を横に振る。
水神矢「...保健室だ、俺は音無さんに伝えに行く。....白鳥、頼む。」
白鳥「わかった。」
もう全身力が入らない状態だが、どうやらいま白鳥に抱かれた状態みたいだ。
焦っているのだろう、らしくない荒れた息遣いが聞こえてくる。
白鳥「...無理に喋らなくていい。大丈夫だ、大方熱中症か貧血だろうから....。
早々すぐに生活に慣れるとは思わないが、本当にダメな時はすぐに頼ってくれ。できる限り力になるから...な？」
A「....うん、ありがとう。白鳥も、なにかあったら、頼って.....」
白鳥「....」
きっと何かを言われたんだろうけど、ここで意識が途切れていた。
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北野南(プロフ) - スイジュさん» ありがとうございます！！(土下座)分かります、ばれるその瞬間とか最高ですよね...同志さんがいて下さってとても嬉しいです....(泣)(泣) (2018年8月13日 23時) (
レス) id: abb0b7fc17 (このIDを非表示/違反報告)
スイジュ(プロフ) - 性別の偽り、私の大好物の一つじゃないですか！更新、頑張って下さい！ (2018年8月13日 23時) (レス) id: 17b91e6418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：北野南 | 作成日時：2018年8月11日 13時
