137話 ページ8
｢.......｣
｢.......｣
｢.......何？｣
素麺を食べ終えて数分、まだ素麺を食べ続きている小動物はずっと私の顔をガン見している
見られるのは嫌いなので、声をかけてみると分かりやすく肩をビクつかせた
｢え、えっと....｣
急にモジモジするものだから、少し可笑しくおもえた。こーいう仕草が小動物なんだな
｢A姉と、久しぶりに一緒にご飯食べたなぁと思って｣
｢......｣
そういえば、そうだな。小動物と一緒にご飯を食べたのはもう数年前になる。
こっちはこっちで忙しいから、会える機会はあるけどそんなに話す時間は無かった気がした
今思えば、この子と過ごすのもあの時の私にとっては日常だったのだろう
｢あっ、別に変な意味じゃないからっ！｣
｢分かってるよ｣
焦る小動物の姿が自分の弟と一瞬被った。それがとても可笑しくて、似ている、とも思った
性格は正反対だけど
｢ねぇ、小動物｣
｢何？A姉｣
今度、何か作ってあげようか？なんて自分で言っておいて驚いた。
料理もあまり最近していないし、味は保証しないが。それでもいいなら、特別に作ると
そう言うと、小動物は目を見開いて
｢ハンバーグ！｣
と元気な声で言った。
君は相変わらずのようだ
｢あら、それなら家で作ります？材料なら用意しますし｣
｢貴方、ただ食べたいだけでしょ｣
｢あらバレました？｣
バレバレだ。だが、別に一人ぐらい増えたっていい
前は、藍たちの分も作っていたのだから
｢それじゃあ今度、予定が入ってない日にくるよ｣
｢うん、僕は何時でもいいからね｣
｢分かった｣
今年は暑いから、冷やりとしたハンバーグでも作ろうか。などと頭で献立表が計画されていく
直ぐに動く頭は便利だ、回転が早くて助かるよ
冷たいお茶を一口飲むと、池に泳ぐ鯉が跳ねる瞬間を見た
それはとても美しく、私が一番気に入っている鯉だと分かると頬が緩む
長い髪を解くと、髪の先が床につくかつかないかの所でまた一つに結んだ
｢髪、また伸びたね｣
｢そろそろ切ろうと思ってるんだけど、手のかかる赤ん坊がね｣
｢.......僕もできれば切らないで欲しい、かな｣
何故、そう聞くと彼は｢綺麗だから｣と言った。前にも同じ事を言われたなと思いながら
でも、と小さく小声で小動物に聴こえないように呟く
｢...この黒髪は、地毛じゃないんだけどね｣
両親にしか知らない事、自分の弟でさえ、知らないのだから
......知られなくていいけどね
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プリン★スポ隊副隊長兼信者兼かぁびぃ(駄作者)愛し隊 - 藍ちゃんwwwひっどwww腹いてぇwwwwww (2018年1月11日 23時) (
レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - れたすさん» すみません。年齢は詳しく設定していませんので、気にしないで頂けると嬉しいです。区切りが悪いのは作者の文章力が足りていないと思います、本当にすみません (2017年1月9日 2時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんか場面の区切りがわからなくていろんな人の年齢？が把握できないです……140話時点でのツナ、雲雀、ツナの姉の年齢を教えて欲しいです (2017年1月9日 1時) (レス) id: 27b91ac37c (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - コーセルテールさん» 塾頑張りますね！！さっさと終わらせて更新したいです！！ (2016年7月29日 20時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - 竜菜さん» ありがとうございます！！必ず日曜続編しますので！！( ‐ω‐)b (2016年7月29日 20時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
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