155話 ページ26
綱吉side
Dr.シャマルのお陰で体中に浮かび上がっていたドクロが消えていく。
彼が言うに、エンジェルモスキート？って言う蚊が血を吸ってくれたお陰らしい。実際に病気が治っていくから心からホッとした
これだけは本当にこの人に感謝しなくては
｢せーぜー人生をエンジョイするんだな｣
とそんな決め台詞を言うシャマル。一応病気を治してくれたから、お礼は言わないと。
｢あ、あの...。ありがとうDr.シャマル｣
｢あー、礼するならさっきも言ったがお前の姉ちゃんにしな。俺はただ手助けをしたに過ぎねーっての｣
｢そうだぞツナ。Aがいなかったらお前は今頃あの世に逝ってたかもしれねーんだからな｣
｢うん.....｣
確かに、お姉ちゃんのお陰かも知れない。Dr.シャマルは女好きだし、女じゃないオレを診てくれるとも限らなかった。
あの時お姉ちゃんがいてくれたから、今こうしてオレは入れるんだ
｢しっかし、お前の姉ちゃんは変わってるな。｣
｢え？｣
シャマルは物言いたげに言った。
｢弟の病を自分に移すなんて面倒な事、よく言えたもんだ。そんな危険な行為までして、お前を死なせたくなかったんだろうな｣
｢.......｣
｢良かったな、あんな美人な姉に愛されてて｣
オレは目を見開いた。
愛してる？お姉ちゃんが？オレを...？
｢そこら辺の奴じゃ、あんな台詞は言えねーよ。全く、男の俺でも男前に見えたぜ｣
｢Aは男よりも男前だからな｣
｢言えてるぜ本当に｣
愛されている。その言葉がとても頭に何度も繰り返される。
それと共に、体中に暑い熱が湧き出てくるみたいな感覚に襲われた。
けど、嫌なものではない
｢オレが今回お前を助けたのはお前の姉ちゃんに涙を流して欲しくねーからだ。女に涙は似合わないだろう？｣
ゆっくりと頷いた。部屋から出ていくシャマルに何度もお礼を言った。
｢ツナ、忘れるな。お前は一人なんかじゃねぇ、お前にはお前を大切に思ってる奴が近くにいるんだ｣
｢うん..｣
｢それだけは、決して忘れんなよ。そしてそれを失うな｣
｢.......分かってる｣
お姉ちゃんは、オレが守る。小さい時にこれだけはずっと忘れなかった
傷つけてばかりだけど、お姉ちゃんはそんなオレを見捨てずにずっと傍にいてくれた。
どんな時でも、お姉ちゃんはオレを守ってくれた
今回だって、お姉ちゃんは
｢オレ、お姉ちゃんの所行ってくる｣
｢ああ、行ってこい｣
何時だってお姉ちゃんは、誰よりも強かった
そう、誰よりも
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プリン★スポ隊副隊長兼信者兼かぁびぃ(駄作者)愛し隊 - 藍ちゃんwwwひっどwww腹いてぇwwwwww (2018年1月11日 23時) (
レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - れたすさん» すみません。年齢は詳しく設定していませんので、気にしないで頂けると嬉しいです。区切りが悪いのは作者の文章力が足りていないと思います、本当にすみません (2017年1月9日 2時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - なんか場面の区切りがわからなくていろんな人の年齢？が把握できないです……140話時点でのツナ、雲雀、ツナの姉の年齢を教えて欲しいです (2017年1月9日 1時) (レス) id: 27b91ac37c (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - コーセルテールさん» 塾頑張りますね！！さっさと終わらせて更新したいです！！ (2016年7月29日 20時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
蓮@(プロフ) - 竜菜さん» ありがとうございます！！必ず日曜続編しますので！！( ‐ω‐)b (2016年7月29日 20時) (レス) id: 265fac0211 (このIDを非表示/違反報告)
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