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プロローグ ページ2
部屋から見える景色は変わり映えなく
ただ無駄に時間が過ぎていく
ふと、時間に置いて行かれる気分になり怖くなる
手紙を書かねばと布団から出ようとするも
今日は風が冷たくやる気が失せてしまう
そのまま布団に潜りまた空を見る
今頃あの人は何をしているだろうか
私のことを考えてくれているだろうか
そうだと嬉しいな。
会いたいな。
話したいな。
「君に触れたいな。」
呟いた言葉は静寂に掻き消さて
本当に自分が呟いたのかさえ分からなくなる
ただ虚しく響いた声は
自分の耳にジンジン残って悲しくさせる
私を満たすのは君だけみたいで
多分今私には君が必要らしい
嗚呼
君に触れたい。
君だけに触れたい。
「君だけに触れられたい。」
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ピピコ - コメント失礼します!題名がもう素敵でプロローグも素敵でした!!これからのお話が楽しみです!! (2017年3月28日 23時) (レス) id: 0ec549c041 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鈴森 なつめ | 作成日時:2017年3月28日 22時