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『こんばんは、今夜もご苦労様です。』



猗「…今日の分。」

あれから数日後、猗窩座さんがまた食料を届けに来てくれた。

『ちょっと待って!今度こそ、俺と少し話しませんか?』

猗「俺は弱いやつに興味はない。」


ふふ…、この台詞を俺は待っていた。




『いやいや、俺、貴方が思っているよりも弱くないです。』

そう、俺は他の人よりも"頭"が強い。
心理学やら哲学やら──後者は趣味だが──やってるやつは、そうじゃなきゃ生き残っていけないからだ。
いつも頭をフル回転させて対象を観察し、そして考察する。


俺にはそれくらいしかできないが、これがまた出来る人が多いわけではないのだ。



『俺の力を証明するためには会話が必要です。って事でお話ししましょう。』


猗「…。」


気に食わない様子だが、猗窩座さんは大人しく座ってくれた。
一理あると思ってくれたのだろう、聡明で真面目な人である。





『うーん、どうしようかな…、何か相談したいこととかあります?』


猗「…俺の方が何百年も生きている、大抵のことは俺の方がよくわかっている。」



ですよねー。
絶対言われると思っていた。


しかし、

「猗窩座殿は修行ばっかりしていてつまらない」

と童磨さんから聞いたことがあるので、あまり物事を深く考えたことはなさそう(偏見)


自己を改善するための分析や努力はしそうだが、それが内面にまで及んでいること迄は考えてなさそうだ。

尚、ほぼ初対面でここまで分析できるのは童磨さんのおかげです、伊達に一番の友人名乗っているだけある。




『じゃあ俺が大抵じゃない部分の話、してあげます。』









『…猗窩座さん自身の話、どうです、あまり考えてこなかった気しませんか?』

猗「…俺は人間時代の記憶がないんだ、そんなことを考える暇があるなら鍛錬をする。もっと強くなって…、彼奴を、引き摺り下ろしてやるんだ…。」


………彼奴って、多分童磨さんなんだろうな。



────────
どうも、串です。

お気に入り登録、評価、hit数など、凄く伸びててびっくりしました…。
順位までついてしまって…、本当ありがとうございます。

この作品は息抜きのはずなのですが、私自身が色んな鬼たちを書いてみたいなぁと思ってしまったので、

何かリクエストなどあれば、コメントしていただけると嬉しいです。


どんなに短いコメントでも、(多分)上限MAXまで文字数使って返信します。



これからも、この作品をよろしくお願いします。

そ→←た



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設定タグ:鬼滅の刃 , 男主 ,   
作品ジャンル:アニメ
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(プロフ) - 罷免さん» はじめまして、コメントありがとうございます。どツボにハマって頂けましたか…!正直癖の強い作品だと思っていたので、罷免さんを含め多くの方に評価して頂いている事実に毎度驚愕しております…。これからもちゃんと更新するので、作品共々よろしくお願いします! (2020年2月29日 2時) (レス) id: 94b567b340 (このIDを非表示/違反報告)
罷免 - どツボです…更新ありがとうございます!!! (2020年2月27日 22時) (レス) id: d073c1529e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめまして、コメントありがとうございます。楽しんでもらえるよう、予測できない展開にしようとこんがらがり気味ですが、面白いと言って頂けて嬉しいです!無計画なので変な点もあると思いますが、是非最後までお付き合いください。これからもよろしくお願いします! (2020年2月27日 20時) (レス) id: 94b567b340 (このIDを非表示/違反報告)
アクトレモン(プロフ) - とてもこの作品が大好きです!!今まで見たことがない展開などとても面白いです!更新頑張ってください (2020年2月27日 11時) (レス) id: 4bdd481c8a (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ウルさん» はじめまして、コメントありがとうございます!会話文だけの夢小説が苦手だったので、情景や心情描写を出来るだけ挟むようにしていたのですが…、まさか読者様の妄想の糧になっていたとは思いませんでした笑 応援とても嬉しいです、これからもよろしくお願いします! (2020年2月22日 20時) (レス) id: 94b567b340 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年2月15日 20時

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