【歌い手】いつもと違う私の生活 (ページ5)

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5話ページ5

『それって…仮にそうだとしたら

私はここで何をすれば…』

そ｢ここでの決まり事なんだ…

吸血している間誰かに見られたらその人も殺すって｣

『じゃ、じゃあ…私は殺されるのですか？』

ま｢だ、大丈夫！そんなに怯えないで

必ず僕がまm｣

そ｢殺しはしないよ。あのさ、

まふが言ってたけど

Aちゃんの血はとても甘いらしいね｣

ん？…なんか嫌な予感がする…

そ｢ちょっとごめんね｣

ｶﾞﾌﾞｯ

『え？』

気づくとそらるさんが

私の首筋から血を吸っていた

『ん…やめて、あっ、』

そ｢ちょっと静かにしてて｣

口を手で塞がれ、全く話すことが出来ない

ま｢ちょっとそらるさん～ずるいです！

僕だって…血、欲しいのに…｣

そ｢まふは昨日飲んだんだろ？

俺Aちゃんの血飲んでないし｣

血を吸われるとなんか変な気分になる…

血を吸い終わったのか、

そらるさんは吸った後に軽くキスをした

そ｢僕達と一緒に生活して僕達に血をくれないか？｣

『嫌ですよそんなの…』

そ｢俺達は血を飲まないと生きていけないんだ

だから1ヶ月だけ一緒に生活してくれないか？｣

1ヶ月だけなら…いいかな？…

『分かりました、1ヶ月だけですよ

1ヶ月過ぎたら家に帰りますので…』