02 美人の前では霞む ページ3
「今日から暫く並盛中で職業体験をさせて頂く城華院緋羽です。皆とはちょくちょく会ってるから知ってるわね。よろしくね((微笑」
恭弥と話したのは今日の朝。それから直ぐに並盛中の校長に電話して許可を貰い恭弥と来た
「ふ〜ん…(美結よりは美人じゃぁないな)」
「緋羽様だ!一ヶ月くらい前に会ったっきりだったよな?なんかまた美人になったよな〜!」
「確かに!いつ見てもお美しい…」
「何か、緋羽様を前にすると稲生は霞んで見えね?」
「!?(はぁ!?美結がこんなブスに負けるってのぉ!信じられない!)」
「寧ろ緋羽様以外何も見えなくね?」
「んふふ…」
ほらほら、表情を隠し切れてないわよ稲生美結。
その嫉妬に歪んだ顔、周りに見られて引かれてるじゃないの。滑稽ね
「ね、ねぇ…その城華院さんってそんなに有名なのぉ?」
「お前知らないのか!?緋羽様は初代風紀委員長として名を輝かせる凄いお方だぞ!?雲雀さんの師匠で雲雀さんが唯一心を開いてる方だぞ!」
「恭弥のぉ?私、恭弥に心開いてもらってるよぉ?応接室にだっていけるしぃ」
「……………は?」
「え、どうしたの?皆ぁ。怖い顔して此方を見てぇ」
気付いてないのかしら。稲生美結、自分で自分の首を絞めていることに
「美結…緋羽様と雲雀さんのテリトリー(応接室)に勝手に入るなんて……許されないわよ」
「テリトリーィ?そこはぁ、美結と恭弥のテリトリーでしょ」
あらあら、折角の゛お友だち゛が忠告してあげてるのに無視するなんて……イケナイ子娘ね
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封印されし田中 - 美結って私の名前(白目) (2016年10月21日 22時) (レス) id: ef933b8cb8 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使(プロフ) - 雲雀さん» ありがとうございます! (2016年4月29日 19時) (レス) id: b3460f9363 (このIDを非表示/違反報告)
雲雀 - 面白いです。私、こうゆう小説好きです!此れからも、頑張って下さいませ!\(*⌒0⌒)b♪ (2016年4月29日 14時) (携帯から) (レス) id: b8162cca7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:堕天使 | 作成日時:2016年4月5日 1時