今日を、生きれるかな【降谷零】

前哨戦:裏切り？ ページ32

「「「可愛い…」」」


『…なぁ、これってただの着せ替えになってないか？』

「Aさんっ！次これっ！」

「あ、園子ズルい！次はこれAさんに着てもらおうって思ってたのに…！」


「いやいや、二人ともボクを忘れないで欲しいなぁ〜。次はこれをAさんに…」


…JK恐るべし。


今着させられているのは年不相応な…

あれだ、超ふりふりの服だ。


「でも、Aさん可愛いから似合うよね」

『何を仰るかこんにゃろう。
遊園地、行くの遊園地だからね？
あーゆーおーけー？』

「yes！さ、次はこれよAさん！」


あ、聞いちゃいねぇや←



「んじゃ、こういうのはどうだい？」


と真純ちゃんが持ってきたのは膝丈まであるスカートとそれに合うような服だった。
正直、年齢に合うような大人っぽい服で私好みな感じだった。




『採用っ！』


「やった〜」









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『それにしても皆の熱が凄かった…』


「「「ごめんなさい…」」」


結局あの服にして、帰り道にファミレスに入った。

蘭ちゃんはお父さんとコナン君にカレーを作ってからきたらしい。
まじでお母さん←


「Aさんってスカートとか持ってないの？」


『持ってないなぁ』


「勿体ないよね、Aさん可愛いのに」


「そうですよ。折角可愛らしいのに…！」


『いやぁ、そんなに褒めても何にもでないぜ？

服装に関してはこういうのが動きやすいって思ってただけだしなぁ。

それに、可愛いっていうなら三人の方が可愛いだろ〜』




と可愛い可愛くないの攻防戦を繰り広げてから帰った。


勿論、奢らせていただきましたとも。


「それじゃあね、Aさん！
デート楽しんでね〜」


「そうそう、感想聞かせてよね〜」




…デートではないが！？









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そのあと、JK３人はメッセージアプリを使って今日のAの(着せ替え)写真が出回ったらしい。




「「「本当に可愛い〜」」」

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