夢幻泡影4:初の対面 ページ7
意識が覚醒する。
病院で安室さんと出会って、車に乗せてもらった。
多分その時…。
目を開けると何処かの部屋のようだった。
地面はコンクリートで、酷く暗い部屋だった。
そこに寝転がされて、手には手錠がはめられていた。
「気がついたか」
身の毛もよだつ、というのはこういうことだろうか。
彼の声がズシリとのし掛かるように感じた。
…けれど、怖くは感じなかった。
私の中にあった感情は“殺したい”という殺意しかなかった。
「本当に生きていたみたいだな。本当はトドメをさしてやりたいところだが、まぁ良い。」
彼は私に近寄って髪の毛を乱暴に掴んで無理矢理顔をあげさせられる。
…冷たい瞳と目があった。
一体、何をされるのだろうか。
殺される?
それとも、正体を言えとかだろうか?
…けれど、彼の口から出たものはあまりにも衝撃的なことだった。
「“あの方”の意向で、お前を組織に迎え入れることになった。」
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paranoia(プロフ) - モチモチ納豆さん» コメントありがとうございます!やっと恋愛っぽくなりだしてこれたので今後の展開も楽しんで頂けると嬉しいです(^^) (2018年3月20日 22時) (レス) id: 1c11084766 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチ納豆 - 毎回楽しく見させてもらってます。 更新頑張ってください!! (2018年3月20日 21時) (レス) id: 73b1cc3c0a (このIDを非表示/違反報告)
paranoia(プロフ) - めーめさん» ご指摘ありがとうございます変えさせていただきました…!まだまだ編集とか慣れていなくて…(汗)リンネ君、良いお兄ちゃんだった…(涙) (2018年3月19日 12時) (レス) id: 1c11084766 (このIDを非表示/違反報告)
めーめ(プロフ) - 3ページ目、1番最後名前変換の所ら辺がミスってます? リンネ君ー帰って来てー!! (2018年3月19日 12時) (レス) id: 8e356b7e31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:paranoia | 作成日時:2018年3月19日 4時