雲の上の天使、とは？２

Kis-My-Ft2 ページ8

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またわたしたちだけを部屋に残し、去って行った。









紫｢よく分かんないけどさ、樹さんを新メンバーとして迎え入れることは決定事項ってこと･･･？｣



赤｢恐らくな、｣



緑｢マジかよ･･･。俺ら今までこのメンバーでやってきたのに？いきなり新メンバーって｣



｢･･･ごめんなさい｣



青｢いや、樹さんが謝ることじゃないよ｣



紫｢それは･･･まあ、そうだけど｣







千賀さんが必死にフォローしてくれたけど、




わたしがここへ来てしまったから。
わたしがまたすっぽかしていれば。




わたしはどうしても自分を責めてしまう。









桃｢樹さんも俺らと一緒に活動することになった。
今更どうこう言ってもそれは変わらない｣



緑｢ガヤさんは加入を認めんの？｣



桃｢仕方ないだろ、上からの指示なんだから｣



緑｢そうかも知んないけどさ、！｣



黄｢･･･俺は反対｣



紫｢玉、｣









ずっと黙っていた裕くんが口を開いた。









黄｢俺は反対だから｣








そう言って部屋から出て行ってしまった。









緑｢俺も絶対やだから｣



橙｢ジャニーズって男しか入れないんじゃなかったの｣



赤｢･･･わり、ちょっと今は何も考えらんないわ｣







続くように三人も出て行った。









桃｢あのさ、｣



｢はい･･･｣



桃｢仕方ないってだけで、望んでるわけじゃないから。
君の加入｣



｢･･･ッ、｣



紫｢ちょ、ガヤさん｣



桃｢じゃ、お疲れ｣








わたしだって、加入なんて望んでいるわけじゃない。
出来ることなら今すぐ帰りたい。







部屋に残ったのは、
千賀さんと宮田さんそしてわたし。





この時のわたしは、
とんでもない世界に足を踏み入れてしまったと、
色んなことを考えて不安でいっぱいだった。



この先、壮絶な日々が待ち受けているなんて
知る由もなかった。






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