雲の上の天使、とは？２

樹、ものもらいになりまして ページ23

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(ーーー二階堂side)






楽屋へ向かう途中、見慣れた背中を見つけた。









緑｢おう、玉。おはよう｣



黄｢おっはにょ〜ん｣







なに、そのテンション(笑)







緑｢なんか今日テンション高くない？(笑)｣



黄｢今日は久しぶりに(人1)に会えるからね〜｣







だからそんなにウキウキしてんのね(笑)




全員での仕事は久しぶり。

まあ、俺も楽しみにしてないわけじゃなけど･･･
･･･俺もあんなにキモくにやけてんのかな？




ペチン。頬を軽く叩き、玉の後をついて行った。









黄｢おっはにょ〜ん｣



緑｢おはよぉー！｣








ん、あれ？

目の前にはメンバーが居るのに、
誰も反応してくれない。









黄｢にょ？｣



緑｢みんなおはようってば！｣









メンバーはひとつに集まって
何か話してる。








青｢･･･ああ、二人ともおはよう｣









不安げな千賀の顔。








黄｢なに？どしたの？｣



青｢実は･･･｣



緑｢ん？｣









よく見ると、みんなは(人1)を囲って話し合いをしている。


(人1)は顔を覆って･･･泣いてんの？









紫｢(人1)ちゃんが･･･、｣









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黄 緑｢えっ！！！ものもらいになった？！！｣



赤｢バカっ、声がでけぇんだよ！｣



｢･･･うぅ〜、｣



橙｢あぁ〜ほら〜･･･｣



桃｢大丈夫だよ、(人1)｣



緑｢てかミツ居たの｣



黄｢えっ、でもなんでものもらいで(人1)はそんなに落ち込んでんの？｣



青｢ちょっと酷いタイプみたいで･･･｣



緑｢なるほど｣









だからメンバーはそんなに話し合ってたのね。


まあ、俺らは顔が商売道具でもあるから
余計ナイーブになってんのかもな。






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