雲の上の天使、とは？２

Kis-My-Ft2 ページ14

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あれから結構経ったけど、
嫌がらせや批判の手紙は無くならないし
みなさんとの距離も縮まらない。





わたしが真ん中に立ったせいで、
余計に批判する声が殺到した。





ステージに立てばアンチの団扇。

外を出ればゴミを投げつけられる。







わたし･･･ここにいる意味あるのかな？

ここにいて誰か喜んでる･･･？





だけどひとつだけ嬉しかったことがあった。
みなさんとの距離は縮まらないけど
藤ヶ谷さんが少しだけわたしとお話してくれるようになった。

沢山話すって訳じゃないけど、
前みたいに威圧的では無くなった。

笑顔もたまーに見せてくれる。




今のわたしにはそれだけで十分。








あれ、なんかクラクラする･･･。
頭がガンガンして痛い。
グルグルと目が回り上手く立ってられない。



なに、これ･･･。









そこから何が起こったか全く分からない。



分かるのはどこかのベットで寝ているということ。

真っ白な天井で、なんだか気持ちがいい。


このまままた目をつぶってしまいたい･･･。









｢ッ、だめだレッスン！！｣








いきなり起き上がって声を出したもんだから
頭に激痛が走った。









｢ッ、た･･･｣



赤｢ねえよ、今日は｣









ぶっきらぼうに言い放ったのは、
北山さん。









｢どうしてここに･･･。
ていうかわたしなんで、｣



赤｢スタジオで倒れてたのを俺が救護室に運んだ。
それだけ｣



｢倒れた？！｣



赤｢マジかよ覚えてねえの？｣









やばい。たくさん迷惑かけた。どうしよう。









赤｢お前のせいでレッスンは中止だ｣



｢えっ、･･･本当にすみませんでした！！
わたしの体調管理不足で･･･。
今から戻って再開しましょう、！｣



赤｢ストレスと疲労だそうだ｣



｢えっ、｣



赤｢お前が倒れた理由｣



｢すみません、｣



赤｢お前誰かに嫌がらせされてんだろ｣



｢･･･ッ、いえ！｣



赤｢嘘つくなよ、じゃあこのアザはなんなんだよ｣







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