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「はぁ、はぁ、」
逃げるように走ってきてしまった。
告白の返事、どうなったんだろう。でもあんなに可愛い人なら付き合っちゃうのかな、なんて考えてマイナス思考になっていた。すると奥から走ってくる音が聞こえた。
「Aちゃんっ!!」
「えっ...!」
今、ちょうど考えていた善逸さんが私の前に立っていた。
「はぁ、はぁ、急にいなくなっちゃうから...」
走ってきてくれたのか、すごく息が乱れていた。
大丈夫?と、心配そうに私の顔を覗き込んできた。
善逸さんの目をこんなに近くで見たのは久しぶりで、思わず目を逸らしてしまった。
「さ、さっきの女の方は、大丈夫なんですか?」
少し拗ねたような口調になってしまっていたらしい。
そんな私を見て善逸さんはなんだか嬉しそうにニコニコと笑っていた。
「うふふふ、嬉しかったけどちゃんと丁寧に断ったよ?」
「な、何ですかその気持ち悪い笑い方は!」
断ったと言う言葉を聞いて思わずホッとしてしまった。
さらに善逸さんは意地悪な顔をしながらこちらをじっと見つめてきた。
「え〜?だってAちゃんが嫉妬してくれたから嬉しくって!!」
「なっ!」
´嫉妬´その言葉は私の胸にすんっと落ちてきた。
そうか私はあの女の人に嫉妬していたのか。
自覚してしまったらだんだんと顔が真っ赤になっていった。
赤い顔を隠すように私が俯くとまたケケケと気持ち悪い笑い方で笑っていた。
「もぉーほんとうに可愛いなぁ」
「う、うるさいです...!」
顔を隠していたら、屈んで私の腕を優しく握って顔から退かされた。至近距離で、腕を掴まれたまま善逸さんと目が合った。思わぬ出来事で目を逸らしたら、「ちゃんとこっち見て?」と熱のこもった目で見られてしまったらもう逸らせなかった。
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みーたん(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます!!嬉しいです!(´・ ・`)最後まで見て頂きありがとうございましたっ! (2020年1月26日 19時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - お疲れ様でした!素敵なお話をありがとうございます! (2020年1月25日 2時) (レス) id: 203d84a786 (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - りつ@推しが尊い連盟さん» 本当ですかぁぁ!嬉しいなぁ!(*_ _) (2020年1月21日 20時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
りつ@推しが尊い連盟(プロフ) - 好きやぁ (2020年1月21日 17時) (レス) id: 026de477cb (このIDを非表示/違反報告)
みーたん(プロフ) - おもちさん» コメントありがとうございます!!これからもずっと見守っててください!!(´+ω+`) (2020年1月21日 2時) (レス) id: 40e3eec196 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美夕 | 作成日時:2020年1月15日 13時