【銀魂】目を開けたらそこは江戸でした

セリフ泥棒 ページ15

六転「…そ、そなたら…」

月詠「今迄 よく耐えなんした 今迄 よく辛抱しんした…すまなかったの 長い間待たせてしまって…だがもう心配ありんせん ぬしらが待ち望んだ 月は昇った 約束に結ばれし彼の吉原 いかなる闇の中にあろうと照らし導いてみせよう…今宵の月は決して沈まぬぞ」

月詠はクナイを取り出し、僕は刀を鞘から抜く

月詠「新八、神楽 先導を頼む。殿はわっちらが務める」

『…いいのね。ここからは何人斬っても』

月詠「ああ、好きにしなんし。あすには消える一夜の夢よ」

定定「…フン、老いぼれの命を救うため足止めか。逃れられると思うのか 我が掌から」

銀時「逃げねーよ どこにも…天上に座すのは日輪かそれとも月か 蹴りつけようじゃねーか…なァ、天上の遣い殿」

一斉に敵が迫ってくる

僕らは武器を構え…斬りかかった

僕らが敵を斬り伏せている時、朧にやられた万事屋にむかって敵が襲いかかっていた
僕らはその敵を斬り伏せる

月詠「何をしている銀時！！しっかりしろ！」

『死にたいなら斬ろうか』

…あ

『経穴を突かれている…しかも毒針で』

銀時「ヤベーのか？」

『身動きが取れないどころか毒を抜かなきゃ死ぬ』

月詠「！！」

僕らは敵に囲まれる

定定「フッ随分と手こずらされたものだな。卿を前にしてこれほど長く生きたものも稀であろう、朧」

朧「いえ…以前にも一度 天照に抗いし 修羅が一匹。…変わらんな お前のその目は…白夜叉」

銀時「てっ…てめぇは…」

月詠「…銀時？」

『……』

定定「…おや。知り合いか、朧」

朧「殿、寛政の大獄の遺児にございます」

月詠「寛政の…大獄？」

定定「そなた吉原の者か。ならば知らぬのも無理はない」

…そうだ！定定の台詞奪ってやろうかな…！
一国傾城篇は何度も見てたから台詞覚えてるし…
ここの話はめっちゃ見てたし…！

『…攘夷戦争…開国の折、政事もしらぬ侍共は幕府を売国奴と蔑み世の気運は攘夷一色になった。天人との関係悪化を懸念した幕府は侍共を弾圧…以来この国は長く内戦状態に入った。戦いが長期化するにつれ天人達は反乱鎮圧の協力の名のもと内政にも干渉した…皮肉…天人を排する攘夷運動が天人の台頭を生んだ…』

…ここまで奪えれば満足かな！

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