紳士な殺人鬼と我/々/だ！［男主］軍パロ (ページ15)

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第10話［平和］ページ15

俺が我々国軍幹部になってから約１ヶ月が経った。

あれから俺に似合わぬ平和な日々を送っている。

そしてこれからもそんな日々を送る筈だった……

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ーsideAー

『ふぁーーーー』

いつもの朝。俺は殺人鬼だった頃の癖でとても早起きだ、暇だからいつも同じく朝の早いひとらんの畑仕事の手伝いをする。

『おはよう。ひとらん』

ht「あ、おはようA。」

いつもの会話。何も変わらない平和な日々。ずっと続けば良いのに……そんなことを考えながら植物達に水をやる。

ht「いつもゴメンね。」

『いいよ。どうせ暇だし。』

ht「そう言えば今日オスマンが外交に行く国、下手したら宣戦布告されるらしい。」

嫌な話だ。なるべく戦争は避けたいが……総統がなぁ。

『総統はなんて言ってるの？』

ht「久しぶりに戦争が出来るかもってはしゃいでるよ。全く……」

だろうなぁ…もし戦争になるんだったら久しぶりにあの仕事着を着よう。

ht「そろそろ朝食の時間だよ。行こ？」

『あ、ホントだ。』

今日もみんなで朝食を食べる。

トントンは相変わらず粛清ばっかりしてる。

コネシマは相変わらずうるさい。

でもオスマンは何処か不安そうだった。

『オスマン？大丈夫か？』

os「絶対失敗出来ないプレッシャーって凄いねんな。めっちゃ胃がキリキリする。」

『わかるわ。俺も絶対失敗できない任務の時自分で心臓えぐり出したい気分だった。』

os「どんだけ緊張してたん!?ヤバない(笑)」

勿論そんなことあった訳が無い。全部嘘だ。でも、オスマンの緊張が多少緩和されていたみたいで何よりだ。