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第十八話 ページ22

次の日___


「あぁぁぁぁぁぁぁ!」


朝の本丸に藤呀の大声が響き渡る


スパァァン!


「うるっさいよ!主!」


襖を勢い良く開け、内番服の


「あっ、ごめん。歌仙。いやさ、思い出したことがあったから」


俺は頭を掻き歌仙に土下座を繰り返した


ぶつくさ云いながらも戻って行ったがな


昨日のうちに皆と和解して良かったなー


いやぁ和睦和睦


ってか何で寝てたんだろ?


記憶完璧に消えたわ……


太陽の匂いがする布団を剥がれ、寒い春風が当たる


「おはようございます審神者様!早速ですが近侍を決めてくださいませ!」


「き、近侍ってなんだ?」


「近侍はですね、1日貴方のお世話をしてくれる者の様な感じです」


こんのすけグダグダだね


兎に角、お世話係みたいな刀剣を選べって事か


「んー……」


髪を調えながら考える


「わっ!」


「うわぁっ!」


真っ白な化け物が現れたかと思い、少し身構えてしまった


「はぁ……鶴丸か……驚かすなアホ、てかどっから出てきた!」


「天井の上に隠れてたんだ!どうだ、驚いたか?」


これ毎日やられんのかな……


鶴丸は悪戯じみた笑顔を浮かべ、満足そうにしている


「じゃあ鶴丸でいいや」


「近侍の話だったな、そう云えば」


「そうそう、じゃあよろしくな」


てかヨコハマに荷物全部置いてったな……


一旦あっちに帰るとするか


黒パーカーに着替え、机に置いてあった自分の帽子へ手を伸ばした


「………」


この帽子を見ると何も云えなくなってしまう


「どうしたんだ主?」


「え?何でも無いよ。みっちゃんとか朝餉作って待ってると思うから早くいこ」


帽子を被り、階段を下りた

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陽香 - ものすごく面白くて読みやすいです!これからも更新頑張ってください! (2021年3月12日 9時) (レス) id: db6ba57d68 (このIDを非表示/違反報告)
かんきつるい。(プロフ) - とーしゃん*さん» ありがとうございます! (2018年7月16日 23時) (レス) id: 8b54640520 (このIDを非表示/違反報告)
とーしゃん*(プロフ) - かんきつるい。さん» うぇぁぉぉお!ありがとうございます!是非友達になりましょう! (2018年7月16日 23時) (レス) id: 2dfd0d6f1d (このIDを非表示/違反報告)
かんきつるい。(プロフ) - すごく面白かったです!楽しく読ませていただきました。これからも応援しています!あと、もし良ければ友達になって頂けませんか? (2018年7月16日 23時) (レス) id: 8b54640520 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんちょん(プロフ) - 凄く凄く面白くてどんどん読んでしまいました!!!これからも更新頑張ってください!!ずっと応援しています! (2018年7月7日 16時) (レス) id: 942b83d41f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月影丸国永 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/c35333677b5/  
作成日時:2018年4月27日 23時

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