20話 また、新たな出会い ページ21
今日も学校帰り。妖怪探偵団にまた行かないといかない。居心地の悪さは感じてないが。何となく月浪...トウマに会いづらい。まあ理由は色々だ。というか、なんで私はトウマのことばかりなんだろう。最近ずっとトウマのことしか考えてない気がする。なんだかな...調子狂うぞ。
だが、どうやら狂ってはいられないようだな。公園に目を向けると、どうやら不良らしき人物が小学生をいじめているようだ。男の子が尻もちをついている。あまりいじめを見ているのは好きじゃない。そんな下劣で醜いものなど消えてしまえ。無意識のうちに歩きだしていた。
「う...」
「根性ない奴だな!そのままくたばっちまいな!」
聞きたくもない声だな。さっさと終わらせるか。
「目障りな奴に消えてほしいと思うその気持ちはよく分かるぞ」
「あ?なんだお前、お前もやるか?」
「抜かしたこと言うんじゃないよ。くたばるのはお前らだ」
「なんだとこの女...!?」
殴りかかってくる不良共に電撃を浴びせる。するとさっきの小学生のように怖気づく。まあ、そりゃそうなるか。
「な...意味分かんねえ。行くぞお前ら」
退散していった...だから言っただろ。くたばるのはお前らだ。
「あ、えっと...ありがとうございます...」
「くだらん。それじゃ」
チラッと男の子を見てから、また歩きだした。なんか、誰かに似ている気がする。
「最近、さくら元町周辺で連続行方不明事件が起こっているらしいんだよね」
妖怪探偵団の事務所に着いてから、そんな話をしていた。確かに最近ニュースでよく見るな。
「軽山町でも同じことがあったんだって」
「そこって私がこの前旅行していたところ...」
姫野さんが不安そうにする。確かに、近辺で起きたら不安にはなるだろうな。だが...
「そう!そのことで今、噂が巻き起こってるんだよ!」
有星が話しはじめる。どうやら、行方不明なのはみんな巷でいうイケメンらしい。私にはさっぱり分からんが。
「だから、妖怪が絡んでいる可能性がある!」
珍しく案件の調査、なんだな。
「それはいいんだが、巻き込まれた人が誰もいないのにどうやって探すんだ」
「確かに、これじゃ分からないよね」
「そうだな...」
会話していると、事務所の扉が開いた。そして入って来たのは...
「こんにちは...ってあー!」
「お前さっきの...」
さっきいじめられてたあの小学生だった。
ー
私も妖怪ウォッチ4購入しました!トウマやっぱりいいな...
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Milkcat(プロフ) - 珠華姫さん» ありがとうございます!楽しんでもらえるような小説が書けるように頑張ります! (2019年8月7日 22時) (レス) id: f6a5fa765e (このIDを非表示/違反報告)
珠華姫(プロフ) - すっごくおもしろいです!更新頑張ってください!無理はしないで下さいね。楽しみにしてます! (2019年8月7日 21時) (レス) id: 8b16303676 (このIDを非表示/違反報告)
Milkcat(プロフ) - kotorin♪さん» 感想ありがとうございます!更新遅くなってしまってますが、出来る限り更新するので読んでいただけると嬉しいです! (2019年7月28日 23時) (レス) id: 444fb6a5c2 (このIDを非表示/違反報告)
kotorin♪(プロフ) - 凄く面白いですね!続きが気になります!頑張ってください! (2019年7月28日 21時) (レス) id: cc2a8c7850 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Milkcat | 作成日時:2019年7月19日 10時