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ツカメ撮影 ページ8

メイクさんにとびきり可愛いメイクと、今までやったことがないハーフツインをしてもらって衣装に着替える。


景瑚「Aーーー!可愛い!!」
「わっ、あははっ、ありがとうございます」


ユンドン「可愛いです」
「んふ、嬉しいです。ありがとうございます」


たくさんの人に褒められて上機嫌。


木全「えー!髪型違う!可愛い!」
「翔也くんに褒められるの、なんか照れちゃいます」
木全「ふふ、なんで?」
「似合ってますか?」
木全「うん!めっちゃ似合ってるよ」


翔也くんにたくさん褒められて嬉しい。普段あまりたくさん話さないからこそ、ちょっとした絡みが嬉しいのだ。


鶴房「髪型ええやん」
「ふふ、ほんとですか?」
鶴房「似合ってるで」
「嬉しい。ありがとうございます」
鶴房「ずっとこの髪がええんちゃう?」
「そんなにですか?」


そう問えば、うん、と頷いた汐恩くん。じっと顔や髪の毛を見つめられて少し緊張してしまう。


鶴房「……ふは、緊張しとるん?」
「だっていつもそんなに見てこないじゃないですか…!」
鶴房「ははっ、だって可愛ええんやもん」
「え」


そんな爆弾を投下した汐恩くんは何もなかったようにどこかに行ってしまった。


普段そんな言葉全く言わないのに、こんな時だけずるい。


その後も蓮くんや優心くん、ヒチョンさんたちからも褒められて上機嫌なまま撮影に入った。


多分ずっとニコニコしてたんだろうなって思うと、自分の単純さに笑えてきた。


撮影が終わると、豆ちゃんからも髪の毛解かないで、と言われた。可愛いマンネに言われると解きたくなくなるよね。


仕方がないから、今日はこれで過ごすことにした。


改めてステージの方を眺めると、こんなにキラキラした場所で踊ったんだと実感が湧いてくる。センターじゃなかったけど、輝けたかな。


景瑚くんが言ってくれたように、どこでも輝けるようになれたかな。なんか色んなことを思い出して、泣きそうになってしまう。


センターじゃなかったとき、実は少しだけ安心した。センターってものすごくプレッシャーを感じる位置だし、その重圧を味わわなくていいと思うと気が楽になった。


同時に、蓮くんが心配になった。でもきっと蓮くんは私みたいに弱くないし、すぐに折れたりしない。そう考えると、さらに蓮くんに追いつきたくなった。

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想来(プロフ) - 欅坂時代からのオタク兼JAMの私からしたら最高すぎるお話です、、! (12月26日 13時) (レス) @page7 id: 5b3cd15d7a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てん | 作成日時:2023年12月25日 0時

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