翔北の日常！【コードブルー】

事故・2 ページ14

その頃の救命

「昨日までと違って暇だなー」
藤川がカップラーメンを啜りながら言う

「そうだねー」
と緋山

プルルルル...

電話の音が鳴ると、さっきまで
暇そうにしていた顔が真剣な顔に変わる

「はい、翔北救命センターです」
白石が電話をとる

「はい、...
分かりました、受け入れます」
電話を切ると
「ショッピングモールで事故、
女性1人と男性1人」
呼びかけた

今日のヘリ当番は緋山と横峯
2人はヘリポートへ向かった

暫くして
ヘリが病院につき、
白石達もヘリポートに向かうと...

「この女性...もしかして」
嫌な予感がよぎる

でもこの顔立ち...間違いない

他の皆も気付いているようで、
病院に戻り急いで治療を始めた

特に藍沢先生の表情は
凄く悲しそうで...

男性の方は比較的早く
治療を終われた

けど、Aは出血が治まらない

出血している部分を探している時、
藍沢先生はAに
「必ず助けてやるからな...」
って呟いてた

Aのオペは時間がかかったけど、
無事に成功した

今は病室のベッドで寝てるけど、
まだ目を覚まさない

藍沢先生は暇さえあればAの
側についていて、手を握っていた

皆もAの事を心配していて、
交代で様子を見に行ったりしてた

2日ぐらい経って、
藍沢先生がAの所にいた時

「...」

ついにAが目を覚ました

藍沢先生が手を握っているのを見て
少し驚いたようだけど、
嬉しそうにニコッと微笑んだ

藍沢先生も嬉しそうで、
いつもは見せない笑顔を見せていた


3日後 Aside

「ご心配おかけしました...」
私は皆に助けてもらって、仕事に戻った

「A〜！会いたかった！！」

白石先生が抱きついてきた！
レアじゃん！可愛ええ...！

「お帰り、A」
緋山はいつも通り迎えてくれた

「藍沢先生ぁ〜、お前も積極的だな〜」

「うるさい」
藍沢先生は藤川先生にイジられてて...

やっぱり皆の事が大好き！



その時、誰も気づかなかった
救命の医局を見ている影がある事を



―――――――――ｷﾘﾄﾘ線―――――――――

みほさん、リクありがとうございました！

※多分思ってたのと違うと思うのですが、
他の作品と被ってしまうので
こちらで少し変更させて頂きました
ごめんなさい( ；∀；)

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