【twst】クズを極めて17年、上手く行きません

ホラー映画好き ページ44

ジェイドside


ーーデート当日ーー




ｿﾜｿﾜｿﾜｿﾜ


Aとは談話室で集合すると約束した。



ｺﾂｺﾂｺﾂ

少し待つとヒールの足音が聞こえてきた。





『ふふ、良かった。キノコのTシャツじゃなくてw』

ジェ「A……！！！」


彼女が来たと思い、勢いよく振り返った。



『ジェイド、かっこいいよ』ﾆｺｯ

ジェ「………/////
ごほん、あの写真撮ってもよろしいでしょうか」

『え？私の？別にいいけど』

ジェ「ありがとうございます！」


僕は早急にスマホを取り出し、カメラモードで写真を撮る。





ｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬｶｼｬ



『待って待って、撮りすぎ！！』

ジェ「ふふ、すみません//可愛いのでつい……//」

『もー、行くよ』


そう言ってAは僕の手を引っ張った。



ジェ「あの、、手。繋いで下さらないのですか？」

『…………///////どーぞ！！！』ﾊﾞｯ



彼女は少し照れながら右手を出した。


ジェ「照れてるのですか？ふふ」

『照れてないっ！！
…………って、これって恋人つなぎ………ﾋｪｪ』

ジェ「もう僕ら恋人みたいなものじゃないですか。
なんなら恋人以上になってもいいですy(((『口説くのなし！！』ふふ、かしこまりました」

『早く行こ、映画始まっちゃう。』

ジェ「そうですね」








────────────────────────


公共の交通機関を利用し、無事映画館に着いた。





『楽しみだね、ホラー映画』

ジェ「貴方ホラー映画お好きなのですか？」

『好きだよ。
小さい頃、母ちゃんが出てたからよく見てた』

ジェ「え…！？お母様は何をなされていたのです？」

『女優だよ。ちなみに父親は俳優』

ジェ「は、はぁ。………(す、凄すぎませんか？)」

『母ちゃんの演技、今にして思えば凄かったな。
まぁもう死んでるから見れないけど』

ジェ「悲しくないのですか？」

『うん、全然！
死んだの、だいぶ前だからね。


って人多い！！早くチケット買おう』

ジェ「そ、そうですねっ！！」

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