結構、居やすいかも。 ページ24
これはもう、仕方ない。
私は、どうしても教員寮に戻りたくない。
へ、理由?
理由は、この火傷がクルーウェル先生にバレたら面倒なことになりそうだから。当分は教員寮に戻りたくない。
グリ「ふなぁああああ、Aーーー!」
よかった。グリムも来てくれた。
このことは、ルークに捕まる前にグリムに伝えた。
″当分の間は教員寮に戻れない″って。
多分、私がルークに連れていかれるのを見て、おいかけてくれたんだ。
ヴィ「あら、グリムも一緒なの?」
『……だめ?』
ヴィ「いや、別に構わないわ。」
グリ「やったぁ〜!なんだゾ!!」
ヴィ「ただし、グリムにもみっちり指導はする。
覚悟しておきなさい!」
グリ「ふなぁああ!
で、でも仕方ねぇ!Aの為なんだゾ!!」
『グリム、ありがとう!!』
ヴィ「それじゃ、あんた達の部屋に案内するわ。」
『うん』
ヴィルについて行った。
ヴィ「ここがあんた達の部屋よ。」
寮長室、いやヴィルの部屋の隣だ。
ヴィ「隣はアタシの部屋で、その隣はルークの部屋よ。何かあったら来なさい。」
『うん』
ルークにしてもヴィルにしても悪い人じゃ無さそう。
監督生サンの味方って訳でも無さそうだし。
でも、すれ違う寮生達には睨まれる。
まあ寮長目の前に何か仕掛けてくることも無さそうだから、とりま安心だけどね。
ヴィ「A、早速だけどアタシの部屋に来てくれる?」
『え!?なんで。』
急に怖いな
ヴィ「あんたがいつもスッピンさらしてるから、メイクの仕方を教えてあげるの。さっさと来なさい!」
なんだろう。
ヴィルって、結構言い方キツいけど。
なんだか優しさがあるよーな。
『……お願い……します。』
グリ「ふな!
Aがはじめまして、先生以外に敬語で喋ったんだゾ!!」
ヴィ「ふふふ、いいわよ。」ニコッ
ヴィルは私の手を取って部屋に入れてくれた。
それから、色々とメイクの仕方とか教えてもらった。
ヴィ「これで全部。覚えたかしら?」
『うん、何となくだけど。』
ヴィ「そう、物覚えいいのね。」
『んー?たぶん。』
ヴィ「でも凄いわ。見違えるほど綺麗になってる。」
グリ「うわぁ、Aがすっげえ可愛くなってるんだゾ!」
ルー「流石、ヴィルの目に狂いはなかったね!」
ヴィ「何を当たり前のことを」
……ここの空気、結構好きかも。
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めめ太郎(プロフ) - あんこさん» いや、是非描いてください!大歓迎ですよ! (2021年5月18日 19時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - イメが書いてみたいな、、 (2021年5月18日 19時) (レス) id: 810cc36800 (このIDを非表示/違反報告)
ササミ(プロフ) - 微妙 主人公の性格がぶれぶれ (2021年4月28日 9時) (レス) id: 348f5c924d (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - りあてゃんさん» ありがとうございますm(__)mそれは嬉しいです! (2021年4月4日 20時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
りあてゃん - ひえ、夢主ちゃんの性格ドタイプです!これからも更新頑張ってください! (2021年4月4日 19時) (レス) id: ce2cb520b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めめ | 作成日時:2021年3月14日 23時