やっぱり貴女が心配です ページ20
ジェイドside
嘘だってのはすぐに分かった。
笑顔がひきつっていて、無理やり笑顔を作っている感じがした。
『医務室行ってくるね。ジェイド、授業頑張って』
ジェ「……えっ、ああちょっと……！」
彼女は逃げるように行ってしまった。
どうしても放っておけない。
そういう心理が働いたのか、無意識にAのことを追いかけていた。
医務室についた。
ガシャーン！
ものが落ちる音がした。
ジェ「大丈夫ですかっ！？」
薬品棚から薬が落ちていた。
『あれ、ジェイド？授業サボるの？』
ジェ「今は授業どころじゃないでしょう！」
僕はｽﾀｽﾀとAに近づいた。
ジェ「左手がろくに使えてないじゃないですか」
『………』ﾑｽｯ
んん、ﾑｽｯってwwwww可愛すぎる。
……今はそれどころじゃないんだ。
ジェ「Aは座っててください。」
『う、うん。』
薬品棚から包帯を。冷凍庫から保冷剤を出した。
保冷剤にタオルを巻いた。
Aに1つ保冷剤を渡し、Aは左腕の火傷の所を抑え、もう1つは僕が首元に当てている。
『ほんとごめん。』
ジェ「謝らないでください。」
全く。
魔法耐久性のない人間に普通、魔法攻撃しますか？
Aの火傷はものすごく酷い。
見ているだけで痛々しい。
『ジェイド、バルカス先生に怒られるよ』
ジェ「今は人の心配してる場合ですか。」
『腕、疲れない？』
ずっと彼女の首元に保冷剤を当てているから心配してくれたのだろう。
ジェ「大丈夫ですよ。」
『ジェイド、もしかして怒？』
ジェ「貴女には自分の心配をして頂きたいと思ってるだけです。
僕はやっぱり貴女が心配です。」
『そうか。
なら、ジェイドはこれからも私の心配してね。』
可愛い笑顔で言う。
ほんとに貴女は罪な人なのですから。
ジェ「仰せのままに。」
正直、Aの顔がものすごく近くとても緊張している。
長いまつ毛にぱっちりした目がとても綺麗。
透き通っているような白い肌。
『え、………ジェイド？』
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めめ太郎(プロフ) - あんこさん» いや、是非描いてください！大歓迎ですよ！ (2021年5月18日 19時) (
レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - イメが書いてみたいな、、 (2021年5月18日 19時) (レス) id: 810cc36800 (このIDを非表示/違反報告)
ササミ(プロフ) - 微妙 主人公の性格がぶれぶれ (2021年4月28日 9時) (レス) id: 348f5c924d (このIDを非表示/違反報告)
めめ太郎(プロフ) - りあてゃんさん» ありがとうございますm(__)mそれは嬉しいです！ (2021年4月4日 20時) (レス) id: fe46b500ec (このIDを非表示/違反報告)
りあてゃん - ひえ、夢主ちゃんの性格ドタイプです！これからも更新頑張ってください！ (2021年4月4日 19時) (レス) id: ce2cb520b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めめ | 作成日時：2021年3月14日 23時
