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またあした。 ページ17
「じゃ、俺帰るね〜...！色々ありがと〜」
「いえ...」
江口さんが帰るのが少し寂しいようなそうでは無いような。
「...また明日」
「え？」
「また明日、時間が合ったらだけど皆でどっか食い行こうな」
「は...はい！」
「じゃあ、」
「あ、あの！」
「？」
当たり前の言葉。
当たり前の言葉なのに。言うのに胸がドキドキして、体がふわふわする。
「ま、また明日！」
「おー！また明日な〜！」
そう言ってニコッと笑う江口さんを見て胸が苦しくなる。体が何故か熱くなる。
「じゃあな」
そう言って家を出た江口さんを見届けた後直ぐ床に足をぺたんと付ける
「...私どうしちゃったんだろ」
今日の自分おかしい。そう思いながらも寝室に向かう。
「明日...また明日...か。」
そう思うと自然と笑みが溢れる。
明日はみんなも居るんだな、ちょっと楽しみだな。
「...明日も頑張れ自分！」
そう寝室で小さく呟いた。
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