あの人の双子の妹は.....！2 (ページ4)

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No.49 ページ4

ちょっとした沈黙が流れる

それを破ったのはAだった

『クィレル先生、この間はご迷惑をおかけしました！医務室まで運んで下さって有難うございました！！』

と言って頭を下げた

クィ｢あ、あぁAき、気にしないで｣

やっぱり、この微笑み不自然なんだよなぁ笑

クィ｢き、今日も、何か話があったのでは？｣

え!?何故分かった!?

『まぁ、話というかまた、聞きたいことですね笑』

クィ｢な何でも、き、聞いてみなさい｣

『ありがとうございます！』

そこから私は本題に入っていった

『じゃあ、まず1つ目から。先生ってみんなに嘘ついてません？』

クィ｢う、嘘？わ、私がﾊﾊｯ｣

『その喋り方も、そのキョドってる性格も演技でしょ？本当の先生はキョドりとかないし喋りも普通なんじゃないですか？』

そう指摘され、苦虫を噛み潰したような顔になっていく

クィ｢...........いつ、分かった？｣

長い沈黙のあと、高めの今までの声ではなく
低くて重みのある大人の男性の声で一言答えた

やっぱりか....笑

『私が倒れる直前。意識失いかけた時に、今の先生の声聞こえました笑だから、こっちが本性かなぁって』

クィ｢やはり、お前は優秀だな。｣

『ありがとうございます。でも、これ知られちゃまずいんじゃないですか？態々、演技してたわけだし』

クィ｢その通りだ。だから、この場で誓ってもらおう。この事を一切口外しない、私の計画も邪魔しないと。｣

『計画？』

クィ｢内容は言えん｣

『まぁ分かりましたよ。』

クィ｢邪魔した時は...覚悟しておけ｣

そう言って意地悪く笑った

『...じゃあ、もう一つ。先生と私ってここが初対面の場？もっと昔に会ったこととかないですか？』

クィ｢ないと思うがなぜだ？｣

『ん～、これも倒れた時なんですけど、なんかすっごい懐かしい気持ちになったんですよ。でも、私にはその記憶がなくて笑忘れてるだけなのかなぁって』

クィ｢...そうか、しかし、残念ながら、ここが初めてあった場だ｣

『そうですか、変な事言ってすいません』ﾍﾟｺ

それから、この時間が終わるまで先生とたわいもない話をしていた

ちなみにこの時間で、クィリナスって先生の事呼んでタメ口OKってほどまでに距離縮まりました笑笑