inmの姉は狼と不仲 (ページ5)

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５３話ページ5

疲れて筋肉痛の足をフラフラとさせながら家路を辿る
その時だ

目の前に見覚えのある4人が
カゲツ君、ショウ君、ライ、そしてロウ君
ディティカが勢揃いだね

だが何か困ってる

『おーい！なんかあったっ！？』

その4人の元に近づいた時、その4人とは別の人物の背の高さに固まった
えてかこの人って、、るるるルカ・カネシロ！？

開いた口が開かないでいると

小柳「ちょっ、すんません英語喋れません？」

星導「実はルカ先輩が日本に来て、行きたいとこがあるみたいででも迷ってて」

ライ「声はかけたんだけど」

叢雲「英語全滅で」

マジか、、
えぇ、、私学生時代英語結構成績悪かったんだけどなぁ
そう思うもこんなに頼む可愛い弟、弟の同期達を見捨てられず、ルカさんの元へ出る

『Ah, hello She is Inami Rai's older sister.(あぁ、こんにちは、伊波ライの姉です)』

と言うとoh！！と良い？反応

『あー、えっと、、It seems like there is a place you want to go, but where is your destination?(行きたい場所があるみたいですけど、目的地はどこですか?)』

か、カタコトだな
もっと練習しとくべきだったかなぁ私リスニングで単位取ってようなもんだし

するとサラサラとネイティブ発音のルカに何とか道を教える
近くで良かったと安堵しながら

ルカ「Oh! thank you! I was lucky today to be taught by a beautiful woman」
　

ﾁｭｯ

『え』

小柳「！？はぁ！？」

ライ「え」

星導「おぉ、」

叢雲「なっ！？」

軽いリップ音
ルカに握られた手にキスをされる

『お、おぉthank you』

ルカThank you to the heroes too(ヒーロー達もありがとう)」

そう言ってさっていった

するとロウ君に手をもたれた
え？何々何

星導「嫉妬は見苦しいですよー笑」

小柳「うっせ！な何でてかなんて言って」

『あぁあれね？あれは「貴方みたいな美人な女性に教えてもらえて今日はラッキーだ」って意味』

小柳「びじっ！？」

叢雲「さすが海外、口説き文句が大人」

小柳「じゃ！じゃあ！あのきききキスは」

『あぁあの手の甲のね？手の甲へのキスは尊敬、敬愛、挨拶の意味で男性が女性に向けてすることが多いの』

小柳「な、んだ」

『まロウ君はキスする場所によって意味変わるとか知らないだろうけど〜ぷっ』

小柳「はぁ！？」