49話 ページ1
『、彼氏ほしー、、、』
夜、久しぶりに予定の空いたライと一緒に食事をしていた時にふと口にした言葉にライの手が止まった
ライ「ね、姉ちゃんそういうの思う人だっけ??」
『んー、いや最近友達が結婚してさ?それ見て結婚まで行かずとも彼氏ほしーかもなって、、あ別に欲求不満とかじゃないからね?』
それに、私の年齢を知ってる人とかから「結婚は?」とか「彼氏は?」とか聞かれるのも疲れてきたんだよな
『って、何固まってるの?私そんなに変なこと言った?』
ライ「い、いやぁ、、そ!そう言えば姉ちゃんのタイプってどんな人!?」
た、タイプ、、
急すぎない?てかタイプって事は付き合う人とかじゃなくてだよね
『うーん、声が良くて手が綺麗で、、ちょっとミステリアスな人、とか?』
ライ「へぇ!てか手?って何」
『私がただ単に手フェチなだけ、白くて細くて筋張った綺麗な手が良いなって』
ライ「、、なんか怖い」
『え』
食後ライに送ってもらって家まで帰る
これからライはヒーローの仕事をしてから帰るらしい
昔から頑張り屋なライだけど無理はしないでほしいな
『無理せずライのペースで頑張って?それじゃ、』
ライ「姉ちゃん!」
別れようとしたところでライに呼び止められ後ろを向く
ライ「あ、えーと、」
『?』
ライ「み、見かけによらずロウも手綺麗だよ!」
、、、
『ん?うん?そ、そうなんだ』
急に何!?
ロウ君の手が今綺麗かどうかの話した!?
うちのライはとても可愛い愛してる、けど話の脈略どうした!?
『あ、あぁ!じゃあ今度見せてもらおう、かな?』
ライ「そ、そうしなよ!!」
『じゃ、じゃあ!』
どんな話してるの私
ライ「(アプローチ絶対ミスってる!!!汗)」
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作者名:のりまきチャン | 作成日時:2024年3月24日 4時