４２話 ページ43
仕事終わり、疲れた足でエントランスへ向かうといつもの爽やか笑顔でこちらへ寄ってくる彼
狩野「先輩、良ければこれ」
と、コーヒーを渡してくれる
その暖かさが仕事終わりにはよく沁みる
『ありがとう〜、、あぁ、で、話って？』
エントランスから外へ出ながらそんな話をする
すると急に立ち止まって真剣な表情でこちらを見た
『、狩野君？』
狩野「A先輩」
狩野「俺、A先輩の事が好きです」
っ、、
正直、分かってた
私だって確かにモテはしないけど告白された事だってある
だからこの雰囲気でそう言われるのは薄々勘付いてた
狩野「先輩はいつも仕事熱心で、けど俺や周りの社員皆んなに気を配る姿、辛い中でも見せる笑顔はとても綺麗でした」
狩野「俺は、先輩の事絶対に幸せにします」
きゅぅと胸が締まる
こんなに、こんなにも私の事を思ってくれているのに
私は、、、
『狩野君、、ｯ、』
『ごめんなさい、君の気持ちには、、応えられません』
すると狩野君は諦めたような儚い顔をする
その顔を見るたびもっと辛くなる、辛いのは狩野君の方だろうに
気まずい雰囲気のまま固まっていると
狩野「行ってください、行く所があるんですよね？」
『あっ、うん、、』
『、、ごめんなさい！』
と、ヒールで走ってその場を立ち去る
変な罪悪感でいっぱいになりながら、告白された時、出てきたあの人の元へ
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
孤爪「、、？ｹﾎｯｹﾎｯ」
ガラガラ
孤爪「だ、、れ、！？」
『こんばんは、研磨君』
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むのこ - きゃんめぇぁぁぁぁ…かっこいいし可愛い…更新楽しみに待ってます！！ (3月31日 18時) (
レス) @page41 id: 76119ca14c (このIDを非表示/違反報告)
ピンス(プロフ) - 更新嬉しい…研磨とこれからどうなってくのかドキドキです更新楽しみにしてます！ (3月26日 9時) (レス) @page35 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
うに五郎 - 良き...更新されるのが毎日の楽しみです....！ (3月18日 21時) (レス) @page25 id: 885e6bb820 (このIDを非表示/違反報告)
狛 - け、けんまぁ、なんで君はそんなにかわいいんだよぉ……！更新楽しみです！ (3月17日 21時) (レス) @page25 id: c4f896039b (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - だあ！！！！！！！！最高 (3月17日 15時) (レス) @page24 id: 35efd73148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のりまきチャン | 作成日時：2024年3月10日 0時
