inmの姉は狼と不仲

７話 ページ8

『ねぇライからどう言う状況』



ライ「え？俺とお姉ちゃんとロウでホラゲーやろうっていう状況だけど」



『、、ライ私がホラーと小柳君が苦手なこと忘れた？』



小柳「本人の前で言うか普通」


たりめぇだ、何言ってんだ小柳君、



『ホラゲー本人に苦手と言って何が悪い』



小柳「いや俺な？アンタ頭沸いてる？」



『君も同類』



『で、なんで急にこのメンバーでホラゲーなんか』



するとココアをキッチンからマグカップに入れて3人分運んできたライが「うーん、」と少し気まずそうな表情をする


ライ「仲悪すぎるってショウ達から苦情来てるんだよね、だから仲良くなるためにはーっで考えて」



ライ「恐怖で強引にでも仲良くなってもらおうと」



『ライ吊り橋効果狙ってる？』


いやでも、ショウ君やカゲツ君に迷惑をかけるのもあれだなぁ、せっかくライが企画してくれたわけだし
でも

『私の隣の人やる気ないんだけど』


見ればさっきおろした荷物を持って玄関方向歩こうと方向転化している小柳君
そんな彼のフードを掴み逃さないという意志を強く示す


小柳「はなせよっｷﾞﾁｷﾞﾁ」



『いやだぁ、！ｷﾞﾁｷﾞﾁ」




ライ「ほらほら喧嘩しない」


と、気づけばソファーに3人座らされていた
私ライ小柳 という順


コントローラーはライがにぎっている
あーまだ安心、、


ライ「んじゃ！はじめーっ、」


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙ


机の上の、、ライのスマホが振動する
止まらない着信音にライはコントローラーを置いた


ライ「わっ、マネージャーさんからだ、、ちょもうゲーム始まってるから2人で進めて！よろしく」



そう言って駆け足で部屋を出る


ﾊﾞﾀﾝ



『「(おわったぁぁぁぁぁ)」』

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