9話 ページ9
数ヶ月後
東京校の方に私は足を運んでいた
『すみません、こっちの不備で』
夜蛾「いや、こちらも不手際があった書類は頂こう」
出張件上の尻拭い
呪術師の仕事とは?
そう思いながら少しため息をつき廊下を歩いていると
『あ、夏油君』
夏油「!久しぶり」
ガラガラゴンッ
夏油「はい」
『あ、ありがとう』
自販機から私のミルクティーを買い取り出して渡してくれたとっても紳士だ
夏油「悟とは長い付き合いなんだろ?」
私の隣に座りブラックコーヒーという私には飲めない大人の味を口にしながら聞いてくる
『いや、まぁ、12年もクラスが一緒で、でもだからと言って仲がすごく良い訳ではないしどちらかというと喋ったこと少ないし』
夏油「なんでまた呪術師を?」
質問多いな
『平々凡々の私でも非呪術師を守れるというか呪術師が非呪術師も護るのが義務でしょ?それができるなら貢献しようと』
夏油「Aちゃんは私に考えが似ているね」
『夏油君の方がもっと考えてそうだけどね』
夏油「ははっ、でも行き着く場所は一緒だからねしかも普通にどこと無く似ていると思っただけさ」
『そっか』
似てる、か
夏油「そろそろ任務だ」
『あ、私も新幹線の時間』
夏油「またゆっくり話そう、気が合いそうだ」
『うん、ぜひ』
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作者名:のりまきチャン | 作成日時:2023年5月29日 10時