第七師団の銃マニア【ゴールデンカムイ】 (ページ7)

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６話ページ7

早朝

『今まで何度命を救ってやったと思ってるんだ､っ〜！』

イライラしながら昨日荷造りを終えた鞄を背負い
いつもより少し足早に第七師団の基地を出ようとした時だ

前から人が歩いてきた

『！』

あの私の代わりの保健師だった
少し私を見てペコリと頭を少し下げ微笑んだ

一瞬の事だったが写真よりかも遥かに美人で
真っ黒なサラサラとした艶のある髪を一括りにし肩へ流し
前髪は左を少し隠すような感じでとても色っぽく
目は西洋の人形を思わせるかのような大きく青い瞳
何より色白で線が細く小柄で華奢､女子の私でも見惚れる
ほど美しかった

そんな彼女に気を取られながらも
我に帰りまたそそくさと汽車を待つことにした

第七師団基地

ｺﾝｺﾝｺﾝ

隊員「失礼いたしますっ！」

隊員達「失礼いたしますっ！！」

古吹「わぁ､いらっしゃってくれたんですね？初めまして
古吹乙女と言います､短い間ですがどうぞなんでも言いにきてくださいﾆｺ」

隊員達「//////」

隊員「？その薬は？」

1人の隊員が机の上に置かれた薬草混じりの薬？か何かを指さした

古吹「これは私の調合した薬です。よく効くんですよ？」

と、小瓶に入ったそれを指で摘み
少し揺らして見せた

銃も片付けらだその場所は別世界のように
穏やかで暖かい雰囲気だ

隊員たちは少ししてから訓練のため出て行った

古吹「､､､ふふっ、」

彼女は一人笑っていた