合コン行ったの恋人にバレた【ブルーロック】 (ページ3)

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学校ページ3

そんなこんなで仲良くなった私たち
あれからもよく遊ぶようになっていたが
中学ではそれぞれの部活もあり、遊ぶことは減った
てか男女だし、恋人関係でもないからね

千切くんはサッカー部
私は美術部

部活がどうだろうが
異性だろうが

私たちの関わりが途絶えることはなかった

幼馴染という関係がずっと続いている

ここだけの話

私は千切くんが好きです

幼馴染であり、
一番の理解者である
千切くんは私の憧れであり初恋の人

まあ言わないけど……

いや、違うか

"言うつもりは無かったんだ"

うん、こっちの方が合ってるね

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・

・

中学2年生である私たち
まだ蝉の鳴き声が響く、真夏だった

担任「A 女主さんが転校します」

担任の一言に教室内がざわめいた
このクラスでもよく馴染めていた私が転校
仲の良かった子たちは呆けている

その中に、千切くんもいた

転校は仕方のないことだった
母の体から癌が見つかった
それを治すため、母は福岡の大学病院に入院することになった
父は仕事で忙しかったが、母について行く

当時私は中学2年生
両親は世に言う"過保護"
そんな親が、子供を長い間1人にするか？
いいや、しない

母なんか心配しすぎて
「福岡行かない！」
なんて言い出した
困るよね

で、2人は
幼馴染の千切くんの家に頼もう
とか言うわけよ
でもね、私千切くんのこと好きなんよ
めっちゃ好きなんよ
初恋の人と一つ屋根の下で生活？
無理やん…
死ぬって…

それで決まったのは
従兄弟である甚ちゃん(絵心甚八)
の家に頼むということだ

まあ甚ちゃん好きだし良いんだけどね
たまにうるさいけど

私の転校が決まって、女子は泣きついてきた

「いかないでー！」

「女主ちゃんがいないと死んじゃう」

『死なん死なん』

みんなホントにいい子ばっかり
私はみんなと最後の時間を楽しく過ごした