合コン行ったの恋人にバレた【ブルーロック】 (ページ35)

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罰ページ35

潔「千切！」

千切「潔…」

潔「スゲェよお前
走れるじゃん！その足！！」

千切「お前のせいだ」

潔「え、」

千切「俺は、何が大事かわかんなくなってた
でも違ったんだ
怪我する前の無敵の俺はもういないけど
サッカーを失う怖さを知って
それでもまだ熱くなる俺が
今の俺だ」

千切「俺は、こと新しい自分を信じたい
ありがとう潔」

千切「俺は走るぞ
この足が壊れるまで
この熱が尽きるまで！！」

潔「おう！一緒に戦おうぜ」

そう言って潔は手を差し出す

千切「一緒に？
勘違いすんなよノロマ
ここはブルーロックだぞ」

潔「！そうだな」

ﾊﾟｼｯと音が鳴り、2人は手をとった

千切「世界一になるのは俺だ！」

潔「あぁ！やってみろ！
世界一は俺だ！！」

そんな2人の元へチームメイトが集まる
何かを話しているが
それどころではない

絵心「おい」

『は、はい』

イヤホンから聞こえるその声で
体がブルブルと震えた

怒っている
めちゃくちゃ怒っている

絵心「お前、何してんだ」

『す、すみません…』

絵心「罰増やすぞ」

『そ、それだけは！』

絵心「掃除も終わってないだろ」

『う、うっす』

絵心「じゃあ罰は…
今日中に掃除を終わらせ
1人で夕食の準備をしろ
あとスマホ没収な」

『………ハイ』

泣きそう

絵心「あ、あと一つ」

まだ！？

絵心「久遠渉、鰐間淳壱、鰐間計助に言っておけ
そんなもの、世界一じゃ通用しないと」

『！うん！！』

なんだかんだ言って優しいよね

甚ちゃんの今の言葉ってさ

私のイライラをぶつけろってことだよね？？？
うんうん、優しいね！大好き！！！