何故かこいつらだけにはモテるんだ。[おそ松さん]

30松 ページ31

私はおそ松に送ってもらい仕事場についた。



「松田さ〜ん！おはようございます！」




貴「おはようございます！」





「今日は旦那さんと出勤ですか??ラブラブですね！」







貴「ﾌﾞｯｗ‥‥旦那さんではないですｗ」







「え！？手繋ぎながら出勤だったので旦那さんかと‥‥」








貴「違いますよｗ」








おそ松と手を繋ぎながら出勤したもんだから旦那じゃないかと噂に。
旦那さんかぁ‥‥、おそ松が旦那‥‥って！
おそ松が旦那だったら、いろいろ大変なんだろうな〜。ニートだし、変態だし、変態だし、って！
何考えてんだ私は！！！






貴「仕事集中しよう‥‥」







仕事中も言われた言葉を思い出して仕事に集中出来なかった。
どうしたんだ、自分‥‥。






早く帰りたいな‥‥









いま、すごくおそ松に会いたい。









,









貴「ふぁー、終わった！」






「お疲れ様〜！あ、外に朝の旦那さん来てるよ！」






貴「だから旦那じゃないからね！じゃあ、お先にお疲れ様でした！」







「お疲れ様〜！」









おそ松が待っている外へと急ぐ。
エレベーターなんか、待っていられず階段をかけ降る。
恋しい。
何故か今おそ松に会いたいと思ってしまった。




優しくされただけでこんな気持ちになるなんて、





貴「私って、ちょろいな‥‥」






おそ松の待つ門の前に着く。



貴「っは、おそ松！待った？」







お「おー、お疲れ！って、何でそんなに息切れしてんだよｗ」








貴「いや、階段で来たからさｗ」





私がははっと笑うとおそ松の真面目な顔が私の顔を覗く。








お「俺に一秒でも早く会いたかった？」









,









私はその言葉にドキッと胸が鳴る。








顔も熱くなっていくのが自分でもわかる。









お「‥‥なんてな」









お「じゃあ、帰ろうぜ。A。」









貴「うん‥‥」









この気持ちは何。

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