アムネシア4 (ページ43)

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178.やかましいわページ43

ぎゃいぎゃい騒いでいると先程の女性が呆れたように口を開いた。

「騒がしいねぇ…あぁその子が前に言ってた子かい？」

「あ！ごめんなさいマスター！そう！彼女がAです！」

「はぁ…私は仕事に行くから、2人でゆっくりして行きなさい」

「ありがとうございます！行ってらっしゃい！」

『ありがとう、ございます…』

彼女、クルエラはふんっなんて言って家から出ていった

おそらく、今説明が不要なほど彼はクルエラに私？の話をしたのだろう

それはもう、飽きるほどに…

本当に、なんかごめんなさい…

「それで、Aはどうしてここにいるんだ？」

『私も、正直なところ分からないんだよね…

なんでここにいるか、何が起きてるのか…』

「…なんかA雰囲気変わった。ホントにA？」

『それ、スカーちゃんにも言われた』

「げ、アイツと同じこと言ったのかよ…」

“最悪…”とあからさまに嫌な顔をする

そんな嫌うなよ可哀想だろ

『ハーデスちゃんが言うには、皆に伝えたいことを伝えると次の世界に行くとかなんとか』

「じゃあ、Aはなんか僕に伝えたいことがあるのか？」

『そうだと思うのだけど、それがすぐ思い出せるわけじゃないんだよね、

なんかあったかなー…』

「Aとの思い出だな！

えーっと…赤い首輪を付けようとしたり…ゲームしたり、お茶飲んだり……」

『まて、最初怖すぎるだろ』

赤い首輪付けようとしたりってなに？

俺は首輪ついたペットじゃないってか

やかましいわ