気になる人 2

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北「待てーー！！」



「こ、来ないでーー！！」






浜辺を追いかけっこ？をする私達。


でも体力的に限界で遂に捕まってしまった。


そして、ほっぺたをつままれた。


地味に痛いんだけど…。






「ひゃなひぃてくだひゃい〜」



北「むはは、変な顔」



「うるひゃい！」



北「怒っても全然怖くない 笑」





いっこうに離してくれない状態のまま。


そんな時、横に人の気配がして隣をみると


絢香さんがいた。


一瞬固まって、今の状況を理解し先輩から離れた。


変な顔を絢香さんに見られてしまった。(汗)







絢「ふふ、２人とも仲いいのね」



北「めっちゃ仲いいぜ〜！な？」



「私はそこまで仲いいとは思いません」



北「がーん」



「冗談ですよ？笑」



北「先輩をからかうな！」






軽くチョップされてしまった。(泣)


そんな私達を見て絢香さんは小さく笑って、私の方に来て





絢「随分、余裕ね？」





そう耳元で囁かれた。


そう言った後の絢香さんの笑顔は綺麗だったけど、なんか怖かったな。


今の言葉が心に引っかかってしばらく絢香さんを目で追っていると玉森くんの方に行ってて。


少し話した後、２人でみんながいる場所から遠くの所に行っていた。


なんか、胸がざわつく。






北「あの２人より戻すのかな」



「え！？」



北「そんな驚く？笑」



「すみません」




だってだって、より戻すとかそんな事言うんだもん。


とられたくない………。


そんな事思っちゃう私ってほんと狡い。








北「あ！肉がなくなる！」






そう言ってみんなのとこに戻って行った。


結局肉かい。


私は２人が気になって隠れて２人の様子を気付いたら見ていた。


なに、やってんだろ。

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