鬼が愛したのは音柱の継子でした 【鬼滅の刃】

鬼 四十三 ページ45

『地の呼吸…拾参ノ型、天流地巡っっ』




童磨「愛音…」ﾆｺｯ



『童磨っっっ！！ごめんね、でも貴方の頸をはねるのは私がよかった！！……童磨も私を殺して…』




童磨「そうだね…一緒に死のう。君とは行く場所が違うけれど」




『私だって童磨と同じところへ行くの！！死んでもずっと一緒！！覚悟はできてるっ』



泣きながら叫んだ…崩れていく童磨の体に向かって。



童磨「愛してるよ……君のおかげで人間の頃にも分からなかった恋という気持ち…人を大切にしたいっていう気持ちを知れたんだ…」



童磨は初めて涙を流していた。



咄嗟に手を握って抱きしめた。



童磨「血気術…寒烈の白姫」




『冷たい……これで一緒に死ねるね』



童磨「ごめんね…傷つけてばっかりで」




『いいの……来世では幸せにしてよ』



童磨「来世か……来世でも君と幸せに」




その言葉を聞いて私は命を落とした。



童磨も体にを崩して死んでいった。



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鬼殺隊本部



鴉「天空地愛音ー！上弦の弐を倒し、死亡！死亡！」



天元「愛音……くっそ…」



産屋敷「よくやったね、、、愛音…辛かっただろうに」




その日、柱達は愛音の突然の訃報に涙し嘆いた。

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